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そのお付き合い、本当に必要ですか?人に会う機会を減らしたら無駄な出費も減っていた。

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前回の記事で「家計簿の付け方を変えたらいつの間にかプラス家計になっていた」という話を書いた。

確かに家計簿の付け方は変えたけれど、7万円という残金が残った理由をもっとよく考えてみた。

家計簿その後。1年間あれこれトライしてみて大正解!いつの間にかプラス家計に転換していた。
この1年、あれこれトライしてきた家計簿。 10数年Excelで管理していたが、子供の成長と共に項目や予算も変化し、家計簿の付け方自体を変えようと試みていた。 Excel⇒スマホ家計簿アプリ⇒毎月1枚だけの手書き家計簿へと試行錯誤して1年ちょ...

この1年、毎日の生活は普通通りで特別に節約を心がけた訳ではない。

むしろ、「我慢はやめよう」と思って以前よりずっと心の赴くままに生活してきたように思う。

では、残った7万円はどこから出てきたものだろう?

 

答えはシンプル。それは「人付き合い」にかかっていたお金。

余計な人付き合いを減らした事で、残ったお金だった。

誘われて使っていたお金、1回分は小さいけれど1年分積もると意外に大きい

この1年、自宅での仕事に力を注ぎたくて、余計な人付き合いは減らしてきた。

人に誘われて出掛ける機会を作ってしまっていたことも気になっていたからだ。

 

本当に会いたい人に会っていただろうか?

誘ってきた人が本当に会いたい人だろうか?

誘われて出掛けることに使う時間とお金、本当に必要だろうか?

 

今までの人付き合いを反省し、自分の本心に従ってみようと思った1年間。

よく考えてみたら、この2年ほどは、自分から「会いませんか?」と誘ったことが殆どない。

自宅の仕事が忙しくなったことで、「会いませんか?」のメールに自分がどんどん反応しなくなっていた。

今は一人黙々と仕事をこなしたかった。

それが、私が今やっておきたい事だったから。

何となくの誘いや付き合いは、極力断った。

断る回数が増えてくると、必要なお付き合いは少ないことも分かった。

付き合いを広げてしまっていたのは、断り切れない自分だった。

断り切れない自分を知っている相手が、誘ってくることも何となく分かった。

 

もちろん、大切なお付き合いはちゃんと継続している。

世捨て人になりたい訳ではない。

人付き合いに「無駄」という言葉は使いたくはないが、当てはまる付き合いが今まで多かったことも反省している。

 

そうして、この1年は必要と判断したお付き合いだけをしてみた。

その結果が7万円。

7万円を12ヶ月で割ると、約6000円。

例えば、誘われて出掛ければ、交通費・ランチ代・お茶代・手土産代(招かれた場合)という出費が発生する。

1回に6000円使うことは希だけれど、例え1回2000円でも月に2~3回重なれば6000円などすぐに超過してしまう。

2000円は毎月の家計に大きくのしかかる金額ではないから、その時は気にならない。

ただし、それが積もりに積もると、1年間で相当な額になる。

その出費が全て必要で大切なものならば、一切問題ないと思う。

予算をあらかじめ取っておけば良いだけのこと。

きっとその分を全部使い切ったとしても、心に引っかかりは残らない。

でも、私の場合は心の引っかかりが消えなかったのだ。

だから、人付き合いを減らすことにした。

 

もう少し細かく書いてみると、友人知人と会ったときのランチ代等は全て自分の小遣いから出していたので家計簿には入っていない。

不明確になっていたのは、交通費と交際費。

外出時の交通費はICカード(Suica)。毎月一定額をチャージしてまとめて交通費として家計簿に記録していた。家計簿は毎月ほぼ定額で差がないように書いてあるが、実際は私の外出時の交通費が大半。もともと毎月多めにチャージして家計簿のブレをなくそうと思って始めたことなのに、それがアダとなった。

また、子供関連で繋がりが続いている人の場合で言うと、手土産代などは家計の交際費にしていた。この金額もバカにできない。

1ヶ月6000円の不明確さは、そんな場所に潜んでいた。

外出が減り、不明確な数字も減り、銀行の自動引落し口座に多めに入金する癖が出来てきたことで残金7万円が自然に残ったというカラクリ。

 

人付き合いを減らしてお金が残り、心の引っかかりは消えていった。

今は、とても心が軽く感じる。

やっと自由になれたような、そんな気持ちだ。

人間関係が1番の弱点だった自分と、まだ戦ってはいるけれど、潔さは以前と全く違う。

誘いを断れるようになった自分が、自分ではないみたい、と思う時もある。

やっと自分に出会えたような気持ちにもなる。

私は今の状態が1番心地良い。

だから、今後も不必要と思えるお付き合いは極力控える生活をしていきたい。

 

残念な事だけれど、この10年を振り返ってみると何と多くのお金を人付き合いに使ってきたことだろうか、、。

飲食に使ったお金(小遣いから出した分)を含めると、年間総額は10万円を超えていると思う。

それなのに、今後もずっと付き合い続けたいと今思う相手はほんの数名。

人付き合いにダラダラと使ってしまった大半は本来は必要がなかった金額だったということになる。

家計簿は残っているから、総額を出すことはできそうだけれど今は怖くて出来ない。

1年で7万円、10年間なら恐ろしい金額だ。

その1回1回は多い金額ではないから、罪悪感がなかった。

私の人付き合い下手の代償は、大きすぎる。

反省して、反省して、7万円の重さを知った。

 

その反省を生かす時がタイミング良く訪れた。

今年1月から、お金に関しては新しい試みも始めている。

自宅の仕事での収入の一部を積み立ててみるこたにした。

今までの暮らしの反省の意味を込めて、夫に「毎月返済する気持ちで家計に入れたい」と相談したら、数字が明確になるように積み立てみたら?と言われた。

金額は少ないけれど、少しずつ貯まっていく金額を見て、毎月反省しようと思う。

不要な付き合いに見切りをつけることも必要

必要でなかった付き合い費、1回は少なくても積もれば大きい。

本当に必要な付き合いは減らさない。

でも、必要でないなら、見切りを付けることも大切。

決断するのも自分、行動するのも自分。

今判断するか、ズルズル引き延ばして憂鬱な気持ちを持ち続けるのか?

全ては自分の心、ひとつ。

なぜなら、その関係は「自分が作ってしまった」ものだから。

自分でケリを付けないと、また同じ事を繰り返すことになる。

 

私は、もう引きずりたくないと思っている。

だから、今後の人付き合いも慎重でありたい。

無駄と思える事は、人によって違う。

どこに重きを置くかは、それも自分が決めること。

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