家計簿は、結婚して6年後に共働きをやめた時からつけ始めた。
かれこれ、17年ほど付けている事になる。
最初は普通のノートに線を引いてつけていた。
その後、市販の家計簿を買って使っていた。
だんだん冊数が溜まってきて、見返す事があまりない事に気付き、Excelにデータを移して手書きをやめた。
この3年は、無料の家計簿ソフトを使わせてもらっている。
自由に項目が作れて、全体の金額を把握しやすい。
たぶん、これが一番自分には合っていた。
しかし、、、
最近、家計簿を入力するのが面倒に思える。
レシートを全て残しておき、時間がある時に入力しているだけなのだが、その作業が無駄に思えてきた。
理由はちゃんとある。
息子が高校生になってからは、流動費の総額にあまり差がでなくなったからだ。
ブレがあるのは、食費と日用品費。
それさえも、何万も違うということはない。
平均的な値から、プラスマイナスの差が小さくなった。
子供が大きくなると、教育費が大きくなるものの、それ以外の項目は安定してくる。
我が家は、外食も滅多にしないし、家族で出かける機会も少ない。
私は、毎月一定額を生活費として夫から預かる。
我が家のお金の管理は分担制。
大きいお金(固定費、教育費、貯蓄等)は夫の担当。
小さいお金(流動費や日常使うお金)は私の担当。
夫のお給料日に、一定額を全額預かって、次のお給料日までそのお金で生活している。
私のお給料は、経費を除いて全てを強制的に貯金している為、家計とは関係ないお金になっている(息子の大学資金になる予定)
だから、私が管理する家計のお金は、毎月一定。
お給料日に一旦現金もリセットして、繰り越し無しで家計簿をつけている。
もし残金が残れば、少し分けて置き、足りない月に補てんする。
何となくそんな感じで、大雑把だがあまり変わらない毎月なのだ。
そんな家計簿を眺めていたら、日々つける必要はもうないような気がしてきた。
家計簿スタイルはやめて、公共料金やイレギュラーな支出などを書き留めておくか、簡単にデータで取っておけばいいのでは?
そう思ったら、今まで欠かさずつけてきた家計簿は、私にとってはあまり重要でないもののように思えてきた。
私が家計簿をつけている本来の目的は、「大まかなお金の流れ」を把握する事。
毎月の総額は殆ど同じだし、差が出る費目もわかる。
項目の多少のブレは、誤差の範囲内。
それなら、もう役割は十分な気がする。
来月から、家計簿はやめようと思う。
家計簿なしで数か月やってみて、それでもやはり必要だと思った時には復活させればいい。
継続したデータは、全然活用できていないから、また一から始めるのも悪くない。
ずっと続けてきたことは、無意味な事ではないけれど、年月の経過と共に必要なくなるものもある。
家計簿をつけない暮らしは、どんなだろうか?
少し不安で、かなり楽しみ。
また少し軽くなれるだろうか。