「決心」とは「心を決める」こと。
全て自分で決めて、その方向に進むこと。
全ての責任は自分にあり、けして左右されない「強い心」がそこにある。
心が決まるまでは、難しい時間が続く。
自分の心の中で毎日毎日、葛藤のドラマが繰り広げられる。
その判断は正しいだろうか?間違った方向に進んではいないか?
もし失敗したらどうしよう?進んでも行き止まりになったらどうすればいい?
この葛藤の時間は、絶対に必要。
心を決めるには避けられない時間だ。
悩んで苦しんで、出した答えは「あなたの本心」
その時には心は決まっているはずだ。
悩んだ時間は「本心」を確認する大切な時間。
なぜなら、最初からあなたは自分の心を知っているから。
心が決まると、今まで縛り付けられていた鎖が急に解けて動きが軽くなる。
その軽さは想像とは全然違うスピード感。
「決まった心」はブレたりしないから、真っ直ぐに進める。
そして新しい時間が動き出す。
新しい時間は「待ってました」と言わんばかりに次々と変化を見せてくれる。
心が決まるまでにあれこれ心配していたことが嘘のよう。
今までの時間を振り返える暇などない。振り返る必要もない。
だってあなたは「前に進んでいる」のだから。
1年前の私は臆病だった。
その場所に留まることが「正」で、離れることなんてあり得ないと思っていた。
この1年、いろんな問題を1つずつ乗り越えて「自分の正直な心」と向き合う葛藤の時間を過ごした。
心が決まった日のことは今でも忘れない。
前に進むべきだと分かったあの瞬間のことは、たぶん死ぬまで忘れないだろう。
「心が決まる」とはそういう事だと体で分かった瞬間だった。
その時からいろんな事が動き出した。
自分の行動も、目の前に広がる道も想像を超えた変化だった。
「心を決めた後」こんなに変わるのかと、自分が一番驚いている。
「心を決める」には「強い心」が必要になる。
それがなければ、何も動き出さない。
動き出した時間を知ることは「心を決めた人」だけが体験できる特権だ。
心を決めるとはそういう事なのだ。
運命と向き合う真剣勝負。
その勇気を持った者だけが知る事ができる領域。
だから「自分の心」と向き合ってほしい。
心はすぐ決まらなくてもいい。答えはすぐ出さなくていい。
じっくり考えて、自分と向き合う事が一番大切な事。
心が決まる瞬間は、絶対に自分で分かる。
その瞬間に感じるのは喜びではなくて「痛み」だから。
あなたの心が叫んでいるなら、正面から向き合って逃げないで。
あなたにはそれができるから。
動き出す新しい時間を掴み取るのは自分の心、揺るぎない本心。
決まった心は誰にも邪魔されないし、奪えない。
だからじっくり向き合ってほしい。心の叫びを消さないで。