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【Less is more】 一回り小さい車に買換えて「減った」のは貯金と維持費、「増えた」のは夫の笑顔

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少し前、新しい車に買換えた。

今まで10年以上乗った古い車は、とても乗り心地が良かったけれど、今年の春先頃からあちこちに不具合が出始めた。

修理の見積もりは、予想以上に高額。

残念だけれど、秋の車検前に新車に買い替えることになった。

 

私はあまり運転が得意でないため、今までの大きい車が苦手だった。

新しい車になると、また感覚を覚える必要がある。

多少お金はかかっても、「買い替えず修理でいいのでは?」と思った。

 

車を持つことをやめた友人も数人いて話をきいたばかりだったから、そういう選択肢もできれば選びたいとも考えた。

 

しかし、夫は車が大好き。

車が仕事へのモチベーションにもなるらしく、これを機会に新しい車が欲しいようだった。

 

結局、修理すると高くつき、一時的には直っても、またどこかに不具合はきっとでるだろう、という事で買い替える事になった。

 

ただし、買換えに当たって夫に2つの条件を出した。

 

1.今の車よりもサイズダウンすること

2.ローンは組まない事

 

車は同じメーカーだが、1ランク下のシリーズにして、大きさも維持費もサイズダウン。

我が家のまわりは狭い道路ばかり。

今までの車は大きすぎたから、小さくなる事で小回りもきく。

燃料費も税金も、ぐんと安くなった。

 

そして、「ローンは組まず、現金で買う事」

これも、絶対譲れない条件だった。

 

現金で買うとなると必然的に、買える車も限られてくる。

いつ何が起こるかわからない私達世代。

ローンは住宅ローンだけで、懲りた。

 

永遠に終わらないのではないか、と思われるような長い返済計画表はもう見たくない。

ローンがなければ管理する物も減る。

住宅ローンもあと僅かで終わる予定だ。

 

私の目の調子も戻ってきたので、この連休は運転の練習。

まだ少し怖いが、夜の運転も大丈夫そうだ。

 

新しい車は、最先端の機能がいっぱい。

アナログな私には、その機能の大半は不要。

 

逆に、車好きの夫は、あれやこれや操作しては喜んでいる。

 

「やっぱり、もう一回り大きい車が良かったよね?」

と、言ってくるが、

「小さい車にしてくれてありがとう、運転しやすいよ」

と、私は笑顔でかわしている。

 

東京の私の生活なら、車は無くても暮らせる。

 

週に何度かしている息子の部活送迎も、

車がなければ本人も諦めて遠回りして電車で帰ってくるだろう。

 

田舎の実家への帰省も、その時だけレンタカーを借りるという手もある。

 

しかし、、、

 

楽しそうに新車を運転する夫の顔を見ていたら、

車を維持することはけして浪費ではないと思えた。

 

夫には、今まで通り頑張って稼いでもらわなければならない。

まだまだ、息子の教育費もかかる。

 

新車がモチベーションになってくれるなら、高くないのかもしれない。

貯金は減ったが、再確認できたことも多かった。

 

【Less is more】

小さくすることで、豊かになれるものもある。

 

運転の練習をしていたらその言葉を思い出した。

これからは【Less is more】な選択をしていこう。

1つクリアできると、次に繋がる。

 

片付けは、そういうことの繰り返し。

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