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反抗期を終えた夏休み、子供の成長と共に変化する親の役割

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夏休み

子供の成長と共に、毎年これほど変化する過ごし方はない。

 

1才、5才、10才、15才、、、。

 

それぞれの年齢、それぞれの時で親の役割が違う。

 

例えば、

 

ずっと傍にいてあげなければいけない年齢と、

遠くから、見守りながら、生活基盤を整えていく年齢。

 

特に、夏は子供達にとって楽しい行事が目白押し。

夏の海やプール、盆踊り、帰省、旅行、

何でもワクワクすることばかり。

 

それでも、夏の行事は何かと危険と隣り合わせ。

 

子供が小さければ、ずっと近くにいる必要がある。

子供に独立心が芽生えれば、少しずつ距離を保ちながらも、行動を見守っていくことも大切だ。

 

兄弟がいれば、

それぞれ性格も違うし、習い事やスポーツも違ってくる。

 

自分が親になってみて、初めて分かる事も多い。

1人で大きくなったように思っていた事が、恥ずかしくなる時もある。

 

私と息子の夏休みも、毎年違う

 

入園前は、人見知りが激しく、いつも私にへばり付いていた。

夏を楽しむどころではなかった。

 

入園してからは、少し活発になり、旅行を楽しめるようになった。

乗り物が大好きで、何かに乗っていればご機嫌。

家族で外出も増えた。

 

小学校に入ってからは、毎年目まぐるしく変化する夏休みだった。

私も息子が1年生の時に仕事を始めたので、不在の日の調整に苦労した。

 

小学校高学年は中学受験の為に、勉強に付き合う日々。

6年生の夏休みは必死で、よく覚えていない。

過去問のコピーと丸付けがやけに記憶に残っている。

 

中学校に入ってからは、反抗期が始まって、ややこしい日々だった。

親子で過ごす夏休みが息苦しくて、不機嫌な空気が漂う毎日。

ため息の数を数えたくなるような夏休みだった。

 

高校生になって息子の反抗期が終わった

「長いトンネル」とまではいかないが、それでもトンネルの出口の明るさに感謝した。

 

穏やかに過ごせる夏休み。

 

再びこんな親子関係に戻れるとは思っていなかった。

 

ただし、その反面、

 

今部活が忙しくて、私のサポートが欠かせない。

グランドまでの車での送迎は、一番の仕事。

 

運転が苦手な私が、車で往復1時間の距離を送迎するのは、意外にストレス。

毎日終わる時間が違うのも、時間が読めなくて困る。

 

息子の部活は、全然強くない。

部員も少ない。

 

反抗期中に練習に行かなくなった時もあったが、

何がきっかけかよく分からないが、急に毎回練習に行くようになった。

 

そして、今年の夏休みが一番の頑張り時。

 

先生が熱心で、練習も試合も多い。

真っ黒な笑顔も、少しほっそりした。

 

本当は、学校の課題や宿題が、かなり溜まっているのだと思う。

 

本気で困って、初めて自分で解決策を模索する、それも勉強だ。

そして、良くも悪くも夏休みの思い出になるだろう。

 

こうやって、反抗期が終わり、車送迎を始めた事で、意外に親子の会話が増えた。

こんな夏休みも、あと1年だ。

 

今日は雨の朝、グランドに送った帰りの車の中で、

急に今までの夏休みの変遷を思い出したので、ここに書いてみた次第。

 

小さな手を引いて、歩いていた頃がとても懐かしい。

でも、大人の1人として向かい合い始めた今も、きっと何年後かには懐かしいと思えるだろう。

 

長い夏休み、短い夏休み。

 

子供と一緒の夏は、あっという間に過ぎる。

 

どうか、今を大切に。

 

たとえ、反抗期で口をきいてくれない毎日でも、望みは捨てないで。

 

トンネルの出口の明るさは、暗さを知っているから輝いて見える。

 

そこに、また新しい違う夏休みが待っている。

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