帰省や旅行で数日留守にして帰宅すると、
部屋を見て、何が感じる事は無いだろうか?
私はいつも感じる。
それは数日を過ごした場所に影響された事で、
見慣れた部屋にいつもと違う気持ちが湧く事。
田舎の実家から戻った時は、
狭い!
と思う。
家も空間も全てが広い田舎から、
東京の小さく窮屈なマンションに帰ると、
何となく残念な気持ちになる。
あんなに広くて自由な場所があるのに、
何故こんな狭くて息苦しい場所に住んでいるのだろうか、と。
ただ、この感覚は、すぐ消えてしまう。
違和感を感じていたのに、
1時間もしない内に、いつもの普通の感覚に戻ってしまう。
先日の夏旅から帰宅した時は、また新たな感覚だった。
今回帰宅した時、最初に感じたのは、
茶色の分量が多く重い
もっと緑や白が多い方がリラックスできるのに
という気持ち。
数日間のホテル滞在の影響だ。
毎日、美しく管理されたフラワーアートや雄大な風景に包まれ、それらに癒されていた直後だったから。
心も体も正直
その時、欲しているものや、
必要だと思えるものが直感的に分かる時がある。
そう言えば、
最近、花を飾っていない。
私の場合、花を飾らないのは、
「自分に余裕がない証拠」
花を買う事も、花瓶の水を取り替える事も、億劫に思えるような日々。
テラスで育てている鉢植えも、先日1つ枯らしてしまった。
何年も育てていたのに、それに目がいかなくなっていた。
やはり、このままではいけない。
物の数を減らしても、花1輪飾れない暮らしは、
自分の目指す所ではない。
旅から戻った時の他人目線が教えてくれたのは、リアルな自分の心理状態。
分かっているようで本当は分かっていない。
見えているようで、見えない。
もし、それに気づいたら、改善する策を考えるしかない。
今週1つ、改善策を実行に移した。
その結果は、しばらく経たないと出ない。
数ヶ月後に、その決断が良かったかどうか分かるだろ。
もし、改善になっていなければ、またその時考えよう。
今出来る事は、それくらいしかない。
夏休みが終われば、あっという間に秋になる。
この夏の感覚を忘れないでいたい。
数か月後に、あの時行動して良かったと思えるようになっていることを願おう。
何もしないより、それも前進。
前を向いて進む事、私にとって大切な事。