家計簿、その後も変化を続けている。
前回は、PCソフトから簡単なお小遣い帳レベルのスマホアプリに変えた話だった。
家計簿 Excel⇒アプリ⇒手書きへ変化中。手で書くことで残金が把握しやすくなった。
カード決済を基本的にやめたことで、スマホアプリでの現金管理は楽になった。
現金残は、今いくらあるのか?
つまり、それが一番知りたかったこと。
最終日に千円前後は計算上の残高と一致しないのだが、3ヶ月続けてみたら習慣になっていた。
買物をすると、、
①レシートをもらう
②使った金額を入力してレシート捨てる
③計算上の残高とお財布残りを把握。
現金精算は本当に楽だ。
本来の姿に戻っただけで気持ちいい。
習慣になってみると、アプリも必要なくなり、
そして、結局、現在はB5判のルーズリーフ用紙1枚に手書きになった。
お給料日に現金管理分を全額引き出し、手元で管理する。
何となく使っていた時とは違う。
紙1枚の家計簿は、クリアホルダーに入れて書類置場の一番上に置く。
そこにレシートも入れておき、転記は週に1度ぐらい。
書く曜日を決めてはいない。
レシートが少したまってきたら書く程度で平気。
日付が前後しても問題なし。
項目ごとの小計を出した時点で現金残が合う仕組み。
転記した時には各項目の小計をカッコ書きにしておく。
最初の現金は決まっているから、使った小計を引けば、現金残がわかる。
現金残がぴったりだと、ものすごく嬉しい。
こんなことでも楽しみは見つけられるのだ。
クレジットカードを使わず現金支払だけなら、その後の煩わしい作業がない。
たまにカードを使うと、
控えを保管したり、引き落とし日を気にしたり、
そういう事が面倒に思えるようになった。
カードを使い分けてポイントを貯めたり、お得に買物する賢い主婦の方達は世の中に沢山いると思う。
でも、自分にはそれが向いていなかったようだ。
「ポイントに気を取られると余計な買い物をしてしまうタイプ」、私はまさにその人だった。
まだクレジットカードは持っているが、基本的には使っていない。
家計管理もあれこれ変えてみると、結局アナログな手書きが一番自分に合っていた。
いくつもトライし直して、結局最初に戻るという過程は、遠回りのようで近道かもしれない。
自分が納得できるまで試行錯誤する、そして求めていた答えを自分で導き出す。
そうしないと、また元の不具合を抱えてモヤモヤな日々だ。
うちの家計は、夫と共同作業。
一応、Excelで年間収支明細を夫用に作ってある。
見ている形跡は全くないが、情報開示は必要。
相手に合わせる部分を削ってはいけない。
家計簿問題は落ち着いだが、
お金がザクザク貯まっていく訳ではないのもまた事実。
これこらが教育費が一番かかる時。
紙一枚の家計簿でも、現状を理解できるし、家計分析もできる。
何より冷静に買物をするように変わった。
なぜだろう、手書き家計簿にしたらレシートまで減らしたくなるのだ。
日々の暮らしをシンプルに。
レシート1枚を軽んじてはいけない。
ペラペラの紙一枚の家計簿が、意識の芯を強くしていく。
デジタルな世の中だけど、アナログの方が身にしみてわかることもある。
遠回りした家計簿は、紙一枚。
シンプルで明確。
1ヶ月経てば、それが私の行動記録のようなもの。
ストレートに反省し、改善策を立て直す。
見直すことは、まだまだある。
家計簿も、これで終わりではないだろう。