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パリの小さなキッチンが教えてくれた。物を減らしたスッキリ収納が、便利になる訳ではなかった話

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梅雨に入ってから、少し食欲が落ちている。

まさに「食への意欲」がダウン中。

料理に意欲が薄れていたある週末、ネットで海外料理を検索していたら、ある動画に心を奪われた。

パリの小さなキッチンは沢山の道具に囲まれたおしゃれで活動的な心躍る場所だった

とても小さなパリのキッチンで楽しそうに軽快に料理をする若い女性の動画だった。

小さなキッチンの設備は最低限だが、キッチンツールはいっぱい。

 

道具は多いのだけれど、パパッと出してすぐ使っていく。

作業台も小さいのに、美味しそうでオシャレなお料理がどんどん出来上がる。

 

アッという間にその彼女のファンになってしまった。

 

全て英語の動画で、日本の売っているのとは違う食材もあったけれど、それでもワクワク感が込み上げてくる。

 

何か料理を作りたい!って思わせてくれる映像だった。

 

でも、、自分のキッチンに立ってみると急にトーンダウン。

ワクワク感はゼロ。

 

何度も彼女の動画を繰り返し見てみた。

彼女のキッチンの魅力は何だろう??

 

あっ!

と思う瞬間があった。

 

彼女のキッチンは小さくてオモチャ箱のようだけど、全てが把握されていて、すぐ出して使える。

迷いがないキッチンなのだ。

 

一方、私のキッチンは、道具は全て収納してある。

キッチンツールが全く外に出ていない。

 

ミニマムな暮らしを目指すようになって仕舞う収納に没頭した。

道具を減らし、見た目すっきりにすることに重点を置いていたからだ。

多少出し入れしにくくても、すっきり感を優先させた。

 

トングやヘラなどの道具も全て、使うたびにスライド引き出しを開けて取り出す。

キッチンツールは長さもアイテムも様々。

なかなか1ヶ所に置けなくて、3ヶ所に分けて収納していた。

 

動画でハッとしてから、使用頻度の高いツールを全部出して、陶器のツールスタンドに突っ込んで立ててみた。

 

以前使っていたツールスタンドを再登場させて、使うアイテムを区分なくそこに突っ込んでみただけ。

道具はそう多くないからギチギチでもなく、使いたい物をさっと引き出す事はできる。

試しに1週間、その状態で料理してみた。

仕舞う収納から「出しっ放し」収納には抵抗があったが、物は試し。

 

1週間後の感想は、

ズバリ、「使いやすい!!」

 

また私は失敗をやらかしていたのだ。

たとえ、目線が気になっても、使う頻度の高いキッチンツールは出しっ放しの方が使いやすい。

 

料理しやすいだけでなく、実は片付けもしやすい事も分かった。

出しっ放しの方が効率的だし、私の弱点の腰にも負担がない。

 

動画の小さいなキッチンに大感謝!

出しっ放しにしてみたら、キッチンツールの劣化にも気づいた。

 

陶器のキッチンツールスタンドは10年程前に買って以来、大好きなキッチンアイテムの一つだった。

仕舞う収納にしてずっと使ってなかったが、捨てなくて良かった。

また第一線で活躍してもらおう。

 

ツールスタンドに入れるアイテムを劣化した物から一つずつアップデートしていこう。

新たな楽しみまで見つかった。

 

私のキッチンは、「私流」でいい。

 

パリの小さなキッチンの彼女は、よく調べてみたらイギリス人でパリ在住のフードライター【レイチェル・クー】だと分かった。

 

 

素敵でキュートな彼女の本、読んでみたいと思う。

彼女の動画に出会えて良かった。

私のキッチンの間違いに気づかせてくれてありがとう!!

 

★レイチェル・クーの動画は、「パリの小さなキッチン」で検索すると見つけられると思います。

 

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