去年のマフラーやストールが「今年の自分」に似合っているとは限らない。

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クローゼットは全て冬物に入れ替わって数日が過ぎた頃、気づいたことがあった。

それは、去年の冬に(正確には今年春になるまで)身に着けていたストールやマフラーをこの冬に初めて身に着けた時に感じた小さな違和感。

この違和感はなんだろう?

と思いながら、5枚しか持っていない秋冬用の巻物を順番に使ってみて答えが出た。

今年の自分に、そのマフラーやストールの「色」が合っていなかったのだ。

マフラーやストールは冬の大事なアイテム、「今の自分」に似合う色を身に着けよう

そうなのだ、「色」が合っていないのだ。

5枚はデザイン・厚み・素材それぞれ違うものを持っている。

寒い日に近所に買物に行く時と、満員電車に揺られる通勤日では、襟元に求める厚みが違う。

近所に行くだけなら巻いているだけなので持ち運ぶ事まで考えなくていいけれど、通勤で巻物は脱ぎ着の回数が多いし、ランチの場所で膝掛けにしたり、私はそんな用途別に選ぶようにしている。

先週は寒い通勤が続いたけれど、通勤時に使っているストールには色の違和感は感じなかった。

とても気に入っているし、コートとの相性がいいのだと思う。

程よい厚みは、秋口から真冬まで対応できるし、膝掛けや肩掛けとしても使えて便利。

このストールは合格。

あと2枚、厚手の濃い色マフラーと薄手のクリーム色のふんわり軽いストールもまあ大丈夫だと思えた。

問題は、残る2枚。

持っているコートやジャケットに合わせてみたものの、やはりダメだ。

1枚はふんわり系の柄なし、もう1枚は柄あり。

どちらも、それぞれの色はとても好み。

でも、実際に首元に巻いてみると、違和感が払拭できない。

ふんわり系の1枚は、色つきだけれど、その色がボヤけて感じる。だから首元に巻くと表情が曇って見える気がする。買ってから7~8年は使っているストールだけど、去年までそんな事は感じなかった。

柄ありの1枚は、実は去年買ったものだ。

ハッキリした柄があることで、無難な色のコートしか持っていない自分にとっては、襟元の柄がアクセントになって似合うと思って買ったのに。逆に今年はその柄がアダとなって似合わなくなっていたのだ。

 

なぜだろう?

去年の冬に似合っていた色が合わなくなった理由は?

考えてみた。

 

多分、それは髪型と表情。

 

まず、「髪型」

髪は春にショートボブにしてから、今も伸ばしていない。昨冬はロングだったから特に襟元の印象はだいぶ違う。

首がはっきり見えるようになった分、マフラーやストールの果たす役割は大きくなっているようだ。

表情が曇って見えるのは、正面から自分が鏡で見える部分の肌色が増えて、くすんだ色がそれを邪魔して感じる。

もう一つは、「表情」

加齢のせいもあるが、表情が1年でも変わっていると思う。

この1年、私の気持ちも大きく変わった。

昨年の春はいろいろ複雑な状態だったし、夏は目の不調で暗い表情だったと思う。秋に生活スタイルを変え始めた時はまだまだ迷いの表情が多かった。

そして、現在の自分は、進むべき方向が決まり、そこへ向かって試行錯誤の日々だ。

憂いや悩みが消えた訳ではないけれど、それは見えない引き出しにそっと仕舞って、向き合うべき時が来たときに対応しようと思えるようになった事も大きい。

きっと表情も、以前とは違うのだと思う。

髪型と表情が毎年変わる訳ではないけれど、アラフィフの現在、特に表情は1年間でも自分が思っているより変化していることをマフラーやストールが教えてくれた気がする。

 

首に巻いた時、肩に掛けた時、しっくりこない感覚を覚えたら要注意!

そのマフラーやストール、本当に似合っている??

感じた違和感をごまかさないで、今の自分を見つめてみる。

鏡に写る姿は今の自分、変化も含めてそれが現在。

来年の事はまだ分からないけれど、似合う色で過ごしたい。

 

早速2枚処分して、新しい巻物探しを始めた。

巻物は値段も千差万別、色も限りなし!

ファッション小物探しも苦手なことだけど、頑張ってみよう。

トライすることは無駄ではないし、たとえまた失敗してもそれは勉強代になるから。

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