秋の洋服は、温度や天気で左右される。
初秋と晩秋に着る洋服は違う。
ぐっと朝晩の気温が下がったこの2週間、ワードローブと何度も向き合った。
と言うのも、、、
今月後半に高校役員のお仕事で外部会議に出席することになり、フォーマルスタイルが必要になってしまったのだ。
この会議の事は、春から分かっていた。
だから、9月初めに着る物の準備はしてあった。
フォーマルに使えそうな薄め生地のベージュ系とブルー系の2セットがあるからどちらでも大丈夫、と思っていたのだが、急に寒くなってしまい、ふさわしくなく思えてきてしまったのだ。
でも、この1日のためだけに新しいスーツを買う気はしない。
買ったとしても、その後に着る予定が思い浮かばない。
ならば、買わずに乗り切るしかない!
「買わずに乗り切る秋のワードローブ計画」を練り直すことにした。
まずは、久しぶりに洋服の総数を数えてみた。
全部で、74
(コート上着類17、その他57)
洋服の持ち点数は、人によって数え方が違うかもしれない。
私の数え方は、「パリ10着本」と似ていている。
インナーや礼服は数えない
(キャミソールなども除く)
でも、「パリ10着本」と違うのは、コート類(ジャケット含む)は数えている事。
コートや上着類は、17点あった。
だから「パリ10着本」風に数えるなら、持ち点数は57。
私のクローゼットは狭い。
上着類は何着でもいいと思ってしまうと収納できない。
セーブするためにも、コート類も総数に含めている。
10年前、総数は140前後だった。
今は70前後でちょうどいい。
ただし、その74点でさえ、全てが活用できている訳ではない。
フォーマルスタイルを考える前に、改めて74個の洋服に1つづつ向き合い、今回4点を抜いた。
春夏物3点、冬物1点。
これで、70になった。
さてさて、これで本題に戻れる。
残った70点の中から、フォーマルに使える組み合わせを考えてみた。
・ジャケット(冬用の黒コーディロイ)
・スカート(冬用のグレーツィード)
・ブラウス(春用の白ボウタイ)
・アクセサリー(パールネックレス、パールブローチ)
・靴(黒、冠婚葬祭用)
・バック(黒革)
上記に決定!
やれば出来るではないか。
黒コーディロイのジャケットは、2年間着ていない。
この秋に着なかったら処分しようと決めていた。
ギリギリセーフ。
スカートは、毎年真冬にだけ着ている物。
いつも明るめのセーターと茶色ブーツの組み合わせだった。
生地がとてもしっかりしていてラインが好きなスカート。
ジャケットと合わせてみたら、丈もぴったり。
今までこの組合せをしたことがなかった。やってみるものだ。
白ボウタイのブラウスは、実は袖が7分丈シフォンでシースルー。
10月下旬ならジャケットを脱がなければ、バレない。
会議は3時間ほどなので、大丈夫だろう。
後は、靴とバックをクリームで丁寧に磨いておこう。
スーツの良し悪しより、「責任を果たす気持ち」と「清潔感」で乗り切るスタンスもありかと。
「必要は発明の母」という言葉が思い浮かんだ。
以前の私だったら、きっと新しいスーツを買いに行っていただろう。
たぶん、洋服が少なくなったことで、何となく頭の中に「乗り切れるかも」という思いがあったのだと思う。
役員お仕事用のフォーマルスタイルが何とか準備できてホッとした。
しかし、喜ぶのはまだ早かった。
秋のワードローブとコーディネイト問題は、まだ続く、、、。