新学期が落ち着き、子供達だけでなく、親も人との繋がりが多くなる時。
子供のおかげで、今まで沢山の「出会い」と「別れ」の時があった。
楽しい事、辛い事、自分一人では経験できなかった貴重な体験を「母親」としてさせてもらえたことは感謝している。
それは、現在も進行形。
子供と親が集まれば、いろんな繋がりがある。
「ママ友」という言葉が出てくるのもそういう場面からだ。
「ママ友」と呼ぶ人はいない
そもそも、
「ママ友」の正確な定義は何だろうか。
「ママとしての友達」??
あくまで「ママ」という単語が先なのだ。
「私」の「友達」、とは微妙に違う。
「知り合い」より深入りしてしまうのが「ママ友」
面倒なことはその時点から発生しはじめてしまう気がする。
私にも、かつて「ママ友」がいた。
ママ友とは、なかなか難しい問題が多かった。
正確には、複数形の「ママ友」だったが、、。
幼稚園時代までが、一番厄介だったと思う。
誰もが、子供を通して、限られた環境の下で、「新しい大人の友達」を作るのだ。
「大人の友達」とは言っても、共通項が「子供」だけの場合だってある。
趣味、性格、個性など、自分に合っていると思って選んだ訳ではないことで、その関係は微妙。
子供同士が仲良い時はいいが、そうでなくなった場合、急に「ママ友」とは違う「知り合い」になったりもする。
私はママ友だった人達と、うまくいかなかった。
その時に、自分の中にあった「ママ友」というカテゴリーも削除した。
だからそれ以降、私に「ママ友」はいない。
いろいろあったけれど、
あの時「ママ友」というカテゴリーを削除したたことを後悔していない。
そのことで嫌な気分になったりもしたけれど、子供はすくすく育ち、私にもその園がきっかけで現在も続いている「友人」ができたから。
ママ友ではない「大切な友人」は、自分の意思で作る事ができる
私には「ママ友」と呼ぶ人は今も1人もいないけれど、友人はいる。
子供がきっかけで「知り合い」になり、子供が大きくなってからもその関係が続いている。
その人達は、私の「大切な友人」だ。
けして「ママ友」としては付き合ってこなかったのに、地域の知り合い、学校の知り合い、から「大切な友人」になる事だってあるのだ。
私は今もママだけど、
「ママ友」はいらない。
しかし世の中にはその役割を欲している人が沢山いる。
新学期は一年で1番アプローチが増えるとき。
もしかしたら、そこから、始まる友人関係もあるかもしれない。
「大切な友人」は、突然やっては来ない。
「知り合い」から「友人」へと進むにはステップが必要だ。
大切なステップがあって、大切な友人ができる。
「ママ同士」と「友達」とは違う。
そこを勘違いしないことが、一番大切なことではないだろうか?