「YES」or「NO」 断ることの大切さ、断ることで得られるものがきっとある。

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夏から秋にかけて、自分1人で判断をしなければならないことが何度かあった。

主に自宅でしている仕事に関する事柄だったのだが、そういうことは続けて起きる。

今まで静かな流れのままに、気の向くままに、仕事をさせて頂いていたが、

勤務の仕事とは違い、ある一定のステップを踏んでいくと起こることのようだ。

いずれも、私にとっては有り難いお話ばかりだったけれど、即「YES」とは言えない事情もあった。

答えは自分で導き出すことが大切。「NO」と出たなら正直に行動しよう

「YES」か「NO」、期限内にいろいろ判断し決めなければならない(同じ環境で仕事をしている知人がいないため相談できる相手は無し)

 

「YES」でも、そこからがスタートで、新たな事柄や人との関係が始まるのは確実で単純にはいかない。

「NO」を選択したら、今後どうなるのか見当もつかなかった。

 

一つだけなら、じっくり考えられたけれど、続いて起きたから、さあ困った。

同時期に起きた事柄を、無い知恵絞りながら、どうしたらいいかと夏の夜に1人考えた。

大きく分けると、4つのお話が来た。

それぞれについて「YES」「NO」の場合、自分にどれくらい負担がかかるかをじっくり考えた。

考えて、考えて、一つずつ答えを出した。

結果として、「YES」半分、「NO」半分。

そして、ずるいかもしれないが、グレーゾーンの部分もそれぞれに残した。

「YES」の返事と、「NO」の返事。

これまた、とてもエネルギーを消耗する作業だった。

まるで自分に回答をしているような気持ちになった。

 

「YES」の中にも「NO」の部分があり、そこも明確に伝えた。

「NO」には、どうして引き受けられないのかを正直に伝えた。

「YES」のお仕事は、先月全部終わり、ほっとした所でまた同じ所からお仕事を頂いた。

 

自分の判断は、間違っていたかどうかは、今でもよく分からない。

「NO」にはきちんと理由があり、リスクを承知で断った。

なぜか、すっきり断れたことが、自分にとっては学びになったとその時思えた。

断ってから、その後2ヶ月。

そのおかげだと思うのだが、たくさん自問自答したことが良い方向に。

自分の進むスタイルのようなものが、少しずつ見えてきた気がする。

これで良かったんだと思う。

夏に悩んだことが、バネになっている実感が秋になって湧いてきている。

そんなことを思っていたら、今月はまた別の新しいお仕事を頂いた。

 

私の引き受けている仕事は、とても地味な作業。

時間をかけて、一つ一つ作り上げていくこと。

自分にはそれが合っている。

このブログを更新できないときは、そんな作業をしている。

気持ちの切替えに、頭の整理に、このブログを書くことが気分転換になっている。

 

「YES」の中にも「NO」があり、「NO」と断ることで得られることもある。

人間関係も、同じだ。

断ることにはリスクがあるけれど、断ることで自分を見つめ直して強くもなれる。

「NO」を選択するのは、エネルギーもいる。

心は、正直なものだ。

たぶん、「YES」か「NO」か、本当は最初から自分が一番よく知っている。

答えがすんなり出ない時は、本心を隠してしまった何かがある。

答えは自分の中にある。

見つける選択も、隠す選択もできる。

どちらを選んでも、エネルギーは必要。

それがよく分かった出来事だった。

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