旅の荷物、一番悩むのは洋服ではないだろうか？
帰省なら大体の予測がつく。
しかし、初めて訪れる場所、となると荷物が多くなりがちだ。
天気や気温、
今は便利な世の中だから、旅に出る前に調べることもできるが、それでも何を持って行ったらいいか、心配になる。
今回の旅も、予想より寒かった印象が強い。
空港、機内、ホテル、建物内など、冷房はどこもかなりきいている。
軽い羽織物がとても役に立った。
記録にもなるので、今回の旅の洋服を全部書いてみる。
往復に着た洋服も全て含む。
＜旅のワードローブ＞
ワンピース（柄物）１枚
カーディガン（紺、グレー）２枚
デニム（濃紺、白） 2本
麻とレーヨンの半袖（グレー、紺白コンビ） 2枚
麻の7分袖シャツ（水色） 1枚
＜その他＞
室内着（Ｔシャツ、七分パンツ）
天候が少し心配だったので、多めに持って行ったが、どれもコンパクトに畳めるものばかり。
全部並べても、意外と小さい。
ホテルできちんとした夕食もある予定だったから、先日デパートで買ったシワにならないキレイ系ワンピースを往復用に。
以前から持っている厚手のきちんと系のカーディガンと組み合わせた。
新しく買った２枚のワンピースは、あえて柄物にした。
羽織物が紺、グレー、ベージュに絞っているから、柄物でアクセントが欲しかったから。
パールの刺繍が付いた紺のカーディガンは、空港でも旅先でも役にだった。
何より色合わせが簡単だ。
それともう一つ、薄めのジャージー素材でグレーのカーディガンも持っていった。
ホテル内は半袖だけでは体が冷えたので、半袖の上にそれを着ていた。
脱いで手に持っていてもシワになりにくい。
温度調節には最適だった。
涼しくて汗をかくことかなかったので、使ったのはパンツ1本と半袖2枚だけ。
パンツ1本と麻の七分袖シャツは着なかった。
カーディガン2色で着まわし。
これが、とても上手くいった。
普段から洋服の基本色を、青系、白系、グレー系にしているからどれを組み合わせても大丈夫。
この基本色を去年決めて、それに従って洋服を買い換えていることが大きく貢献していると、今回の旅ですごく感じた。
アクセサリーやカーディガン羽織物でカジュアルダウンもアップもできる。
涼しい場所への1週間ほどの旅の着回しなら、
ワンピース １枚
カーディガン １枚
デニム 1本
トップス ２枚
これだけあれば、充分かもしれない。
白デニムと水色七分シャツは使わなかったが、予備として持ってるだけで安心した。
使わなかったけれど、旅の役割は果たしてくれたと思う。
部屋着は必要ないかと思ったが持って行って大正解。
お風呂の後は、いつもと違ってゆっくり時間がある。
リラックスウエアで広いベットに転がって本を読んだ。
何より充実の時間だった。
ホテルには寝間着がきちんと用意されていたが、着なれたリラックスウエアでそのまま寝てしまった。
部屋着もこれから少しずつ良い物に買い替えていこうと思う。
私にとってリラックスウエアは必要な物だとわかった。
帰宅して、洗濯した洋服をクローゼットにしまう時に、何が変化を感じた。
旅に出る前は必要だと思っていた洋服の幾つかが、急に不要に思えてきたのだ。
共通点がある。
それは袖の広がったデザインのトップス。
旅に持って行かなかったものたちだ。
なぜなら、
カーディガンを切る時に、袖が邪魔になるからだ。
この夏は、クローゼットのハンガーにかかったままの数枚。
夏前に１，２度来てみたが、どうも袖が椅子などに引っかかる事も気になっていた。
袖が邪魔で、職場にも久しく来て行っていない。
ふわっとした袖が好きで、何着か持っている。
以前はお気に入りだったのに、この夏は着たいと思わない。
私のワードローブは、現在進行形で変化しているのだ。
だから、それは今の自分のスタイルには合っていない。
こんな機会に分かるなんて不思議だ。
目に慣れてしまうと、そこにあるのが普通になってしまう。
数日自宅を離れて戻ってくると、違った目で家や持ち物を見る事ができる。
旅に出ると、いろんな意識が変わるように思う。
旅が教えてくれた、着回しと色合わせの大切さ。
まずは、、
私のワードローブにもう合わなくなったトップスを２枚処分しようと思う。
旅で分かった感覚が、消えないうちに。
