私はスケジュール帳や手帳は持っていない。
予定は全て、キッチンにあるカレンダーに書いている。
今年もカレンダーは、日経新聞の愛読者用の頂き物。
ノートのような中綴じ式。
開くと、東山魁夷画伯の絵画が上半分、下半分に日付欄になっている。
もう何年もこの日経カレンダーを使わせて頂いている。
毎年11月頃折込チラシに申し込み方法が掲載されてから、自分で申込みしなければならない。
申し込み忘れてもらえなかった年には、同じタイプのカレンダーを買って使っている。
私にとって、この大きさとデザインがベスト。
せっかくなので、予定書き込む前に写真を撮ってみた。
大きさは、片面がA4
ここに自分や家族の予定を記入して、キッチン流しの右壁にフックでかけてある。
洗い物や料理をしながら、すぐ予定が確認できるし、
家族もキッチンに入ってすぐの場所なので、よく確認している。
この場所、実はダイニングやリビングからは見えない。
誰か遊びに来ても、見えない場所。
その定位置に掛けてちょうどいい大きさである事も日経カレンダーをずっと愛用している理由でもある(だから日経カレンダーを申込忘れた年も同じサイズを探して買っている)
カレンダーは既に、3月末まで必要な予定は書き込み済。
学校関連、仕事関連、そして私の予定など。
予定のある日は、色別マーカーでその日を囲む。
学校関係は赤、
仕事関係は紫、
マンションのメンテナンスなど家関係はオレンジ、
自分だけの予定は、水色。
そうして予定が書きこまれた後に残った「白い枠」が私の時間。
白い枠は、予定はないけれど大切な日なのだ。
思いのほか、2月と3月は予定が増えてカラフルなマーカーの枠が多い。
嬉しいお誘いも続いていて、年始に考えていたのとは違い意外に外出が多くなりそうだ。
年賀状も出さない私を誘ってくれる心の広い友人達に感謝。
4月以降は、どんなカレンダーになるだろう。
寒い冬の間に、春や夏を想像するのもいいものだ。
年初めのカレンダーを見る事に、そんな楽しみ方あるなんて今まで知らなかった。
何年も、このカレンダーを難しい顔で見つめてばかりいた自分。
同じカレンダーだからこそ、自分の変化を感じ取りやすいと分かった。
このカレンダーにはそんな意図もあるのだろうか?
日経カレンダーは、奥深い。