ミニマムな暮らしがしたいと思ってから、バックの数も減らした。
10年前は、多分、大小合わせて10数個のバックを持っていた。
バックの出番を考えながら、少しずつ減らしていった。
処分したり、買取に出したり。
必要なバックの形や数は、子育ての過程でかなり変わったと思う。
子供が大きくなった現在、もう一度バックを見直す時がきているようだ。
ふるいにかけて残っているバックは冠婚葬祭用を除いて、6個。
バックの数は、人によって大きく違う。
私の場合は、この6個全てが活用できているわけではない。
6つの内訳は、
革製が4つ。
キャンパス生地素材が1つ。
キルティング素材が1つ。
最近、出番が多いものと少ないものに分かれてきた。
かと言って、出番が少ないものが嫌いではない。
ただ、、
このバック、もう少しこうだったらもっと使えるのにな、、と 思うことが増えていたのだ。
そう思った時が、切り替えのタイミング。
先日のウォークインクローゼット片付けでバックの位置を変えた話をした。
自分のバック置き場は狭くなり、全部並べてみたら置けたのだが余裕がない。
バックは、さっと出してさっと出掛けたい。
スペースから考えると、もう少し減らす必要があると分かった。
バック置場から、用途が限られていた革のバック1つ、使用感が出始めていたキルティングバックのを1つ抜いた。
それら2つは大きさもデザインも違う。
それぞれ抜く時に、理由をしっかり考えた。
納得できて、処分決定。
そして、新しい革のバックを1つ買った。
処分した2つの用途を兼ねるバックではない。
一旦考え方をリセットして、現在の用途に合うバックを探した。
それは、小さいショルダーバック。
取り外しできるショルダーも革、すっきりしたデザイン。
バックには持ち手もあるから、ショルダーを取り外してもきちんと感のある形。
小さいけれど、中の構造がしっかりしていて、折りたたみ傘も入れることができる。
内側のポケットも2つあり、1つはファスナー付き。
見た目より本当に収納力がある。
初めて外出時に使ってみた時に、自分が持ち歩く荷物がコンパクトになっていることに気づいた。
持ち物も、外出時に必要なアイテムもどんどん変化しているのだ。
アラフィフ世代にはよくありがちだと思うのだが、
値段が高かったから、ブランド品だからと、、使っていないバックを持ち続けている人も多い。
そんな方におすすめなのは、今すぐその使わないバックを持って外出してみることだ。
それが現在の自分に似合っていればセーフ。
でも、、、全く似合っていなければアウトではないだろうか?
特に、高価だったことで手放せないのなら、一度ブランド品の買取査定をしてみることをおすすめする。
なぜなら、世間の相場は「持ち主の思っている価格とはかけ離れている」場合が多いから。
でも、それが現在の評価価格。
それと比較して、自分の気持ちを確認する方法もある。
私も同じ経験者。
あまりの査定金額の安さに唖然としたことが1度や2度ではないからよく分かる。
今回処分した革のバックも、買取に出した。
買取価格はわずかな金額だったが納得済み。
購入価格の何十分の1になってしまっても、自分の用途に合わなくなったことは引きずりたくない。
そうして一円でも買取価格が付くのならまだリユースされる可能性が残っているということ。
何度か買取に出しているうちに、次の持ち主の元で使ってもらえることが一番いいと思えるようになった。
自分では捨てることができない人におすすめなのは理由はそこだと思う。
ウォークインクローゼットの片付けから、バックの位置を変えた事が、またバックを厳選することに繋がった。
片付けは思いがけないことが時々起る。
それが予想外の事にまた繋がっていくからおもしろい。
だから、片付けは奥深く、また片付けたくなるのかもしれない。