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あと1年頑張ってみない?何かを辞めたくなった時、少し時間を置いてみると見え方が変わることもある。

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先月、今月、そして来月と、職場で退職する人が続いている。

私が勤めている部署は、とても忙しい。

忙しい時期だけ毎月お手伝いしているため、私は「忙しい状態」しか知らない。

この数年、人の入れ替わりが激しい。

職場環境のせいなのか、景気が左右しているのかは、一言では言えないけれど、少なくとも数年前より今現在の方がずっと働きやすい環境になっていると思うのだが、、。

 

忙しい職場だけれど、なんだかなんだ私が続いているのは、働いている方々の気質が良いからだ。

女性が多いのに、みんなとてもサッパリしていて裏表がない。

忙しい時こそ、人の本性がにじみ出るものだ。

中には人に当たる人もいるけれど、そういう方は例外的。

同じ目的のために、お互い協力し合ってやるべきことを率先して前進していく姿は見ていて気持ちがいい。

私は昨秋から時短勤務にしてもらったので、以前より周りを見る余裕ができ、実は良い職場にめぐりあっていたのだな、、と10年目にして思っている日々。

先月、今月に辞めることになった人も良い方達だった。

それぞれの事情があったのだと思う。

辞めたいと思ったら、あと1年だけ頑張ってみませんか?1年後の景色はきっと違って見えるから

私は職場の方とプライベートなお付き合いはメールを含めてしていないので、最後のご挨拶の時もあえて理由は聞かないことにしている。

でも中には、話してくれる方もいる。

辞める理由は、だいたい同じなのだ。

もし、辞める前に話を聞いたとしたら、決断をする前に何か声を掛けてあげられたのに、と思うことばかり。

残念ながら、毎日勤務している訳ではない私がその事を聞くのは、退職日が既に決まった後。

引き留める権利も力も、私にはない。

それでも、伝えてあげたい事はあったのだな、、と今回は強く感じた。

 

仕事でも、趣味でも何でも、始めた時には「自分の意思」が働いている。

務めたくない職場へ応募したりしないし、興味のないことにお金をかけて習い事をするために、時間と労力も使わないだろう。

 

辞めたいと思った時は、すべてが嫌なのではないと思う。

好きだった何かの中に、自分の意図しない事や、思い通りにいかない事情を見つけてしまった時に「辞めたい」と思い始める気がする。

もう1年一緒に頑張ってくれる仲間はきっと側にいる

「もう少し頑張ってみない?」ではなく

「もう1年頑張ってみない?」

1年は短いようで長い。思いがけない変化や動きが意外にあるものだ。

もし1年続けてその事をやっていないなら、1年を通して見た景色と2年目に見える景色が違う事を知ってほしい。

「辞めよう」と決めてからの1年を頑張ってみる、という方法だってある。

きっとその日から、違う毎日が見えてくる。

 

違って見えた景色の中に、何か次へのヒントが隠れている事も多い。

見逃しているだけかもしれない。だとしたら、勿体ない。

今までの努力は無駄ではなく、繋がっていると思えたらきっと先は違ってくる。

辞める選択肢もある。続ける選択肢もある。

 

「もう1年一緒にがんばってみない?」

それからでも遅くないよ、と近くに声を掛けたいと思っている人はきっと側にいる。

私はとても小さな存在だけど確実にそう思っていた一人だったから。

だから、次からは勇気を出して声を掛けてみたい。

こんな私でも10年続いたのだから、きっとあなたなら大丈夫よ、と。

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