前回、4時間かかった書類の整理。
いろんな物が出てきて、いろんな方法で処理した。
書類は廃棄する事自体は、とても簡単だ。
残す物を選別し、残す基準を明確にしていくことの方が難しい。
使っていない会員証やポイントカード、見直して要不要を再確認してみる
意外と手間がかかるのが、書類に関する解約や退会等の手続きをすること。
もう使わないからと、データをそのまま放棄することは、なるべく避けたい。
自分で出来る最後の手続きまではしておきたいものだ。
4時間の片付けのブービー賞(ぎりぎりセーフで見つけて良かったもの)は2つあった。
早速、翌日に行動を起こしてみた。
1つは、コスメショップの会員カードの退会。
ネットで退会手続きしようとしたら、会員ページが新しくなっており、旧カードの情報ではログインできなかった。
旧カードは店舗にて新カードに切り替えする必要あり。
1番近いショップは数駅先。
いつも眼科へ行くときに寄っている。
せっかく行くならと、眼科へも行くことにした。
コスメショップの店頭で、退会をお願いするとポイントが少し残っていて、一度新カードに切り替えればすぐポイントが利用可能ので退会も一緒にできるとのこと(一度新カードに移行しないとポイントはつかえないらしい)
ちょうど買いたい物があったので、勿体ないが一度新カードに切り替えてもらってから買物精算し、直後に退会手続きをしてもらった。
定期的に買っているネイルファイルセット(紙の爪ヤスリ)
いつもこのコスメショップで買っている。
ここに来れば必ず買える。そういう場所ってあると思う。
爪が弱い私は、爪切りでカットすると割れてしまう事が多く、この紙ヤスリ(特にこの番号のセット)が1番合っている。
残っていたポイントを有効に使うことができた。
作ったばかりのカードにはさみを入れてもらった時には少し心が痛んだけれど、、、。
このコスメショップはとても品揃えがいい。
テスターも沢山用意されていていて試せるし、店員さんがいつも親切。
今回も丁寧に処理してくれた。
私は今後もこのショップは利用するけれど、もうメンバーズカードはいらない。
そういう人がいてもいいと思う。
眼科に寄ったあと、さらに電車に乗って次なる目的へ移動した。
次は、スポーツクラブの会員証の切替え手続き。
もう法人会員での登録は消えてしまっていると思っていたのに、幽霊会員としてちゃんと在籍してあった。
近所にあった店舗がなくなってしまってから、もう何年も通っていない。
法人会員なので、利用する都度、格安になっている利用料を払えば利用できる便利さが自分に合っていた。
何年も利用しなかったから無効になっていると思っていたし、解約や再申請等は夫の福利厚生の部門に連絡する必要があると思ってそのままに。
電話で本部に確認してみると、今のカードのままでも利用可能で、新しいカードに無料で切替えてもらえると分かった。
コスメショップより、さらに何駅も先まで電車に乗っていくのだが、方向は同じ。
久しぶりに降りたその駅は、以前は子供を連れてよく買物にきた街。
懐かしいようで、一人で来ると新しい気持ちになれるから不思議だ。
新カードは店舗で受付をしてもらい、数日後に自宅に郵送してもらえた。
近所に店舗はもうないけれど、電車で30分以内にいける店舗が3箇所あることも分かった。
運動不足を痛感中の現在、腰のためにもきちんとした場所で体力作りをしたいと思ってところだった。
毎週は通えないけれど、ボチボチ通ってみるつもり。
レンタルで全てまかなえる事もわかった。
お店に出向くとわかる情報も多い。
気持ちがグンと軽くなった気がする。
コスメショップ、眼科、スポーツクラブ、と全部手続きが終わり、時間がまだ早かったので、ついでに映画も見ることにした。
観た映画は、「君の名は。」
そう、今話題のあの映画。
すでに観ている息子から「ぜったい観た方がいいよ」と毎日言われていた映画。
内容を全く知らないが観てみることに。
せっかく来たのだから、そんな流れもいいと思って。
これが、本当にいい映画だった。
全く内容を知らなかった分、新鮮な気持ちで観ることができた。
早速、帰りに小説版の単行本も買った。
映画は巻き戻しができないから、ゆっくりその場面がみられない。
小説を読んでみると、流れが良くわかった。
映画を観てから本を読むと、より分かりやすいと思ったし、何より息子が「これでやっと話が通じるね」と言って喜んでいた。
私の書類整理は、ドンドン連鎖が起きてきて、最後は「君の名は。」まで繋がった。
意外な流れが、意外な所に繋がる。
でも、きっとどれも、心に引っかかっていた事だと思う。
無意識ではなく、たぶん意識が働いた。
私の場合は、書類をしっかり整理することで頭がクリアになり、その後の行動に移せたと感じる。
どこか一つだけでは繋がらない。
連鎖は起きない。
2日間は対照的。
じっくり書類に向き合った4時間の1日目と、電車であちこち出かけた2日目。
秋の片付けは、本の寄付から始まって本で終わったのも面白い。
人にはいろんな片付けの方法がある。
きっかけだって千差万別。
なんだかバタバタだったけれど、いろんな事が片付いた。
次の片付けは、キッチン。
ここも良い連鎖が生まれている。
次は、キッチンの話へ続く。