鏡を見るのも嫌だった目の腫れがやっと引いた。
今日は、気温も低く、太陽も出ない曇り空。
目の負担も軽く、不調の時にはありがたい1日だった。
目を酷使しなくても、できる片付けは何だろう??
答えは、案外身近な所にあった。
それは、
書類やDMなど紙類の整理
普段から、仕分けはしていたが、夏の暑さで最終処分する作業が滞っていた。
私は自宅でしている仕事でも、書類が多い。
すでに処理の済んだ資料も、処分の時期を待っていた。
1.リビングにまとめてあったDM類
2.夏休み中に息子が出してきた学校関係の書類、
3.キャビネットの仕事関係の書類
この3つがターゲット。
いずれも、目を通した後で一度区分けし、それぞれクリアフォルダに入っている。
新しく何か始めるための書類ではない。
処分時期を決め兼ねていた書類だけだ。
作業の工程はとても簡単。
1.すべてをダイニングテーブルの上に出し、総量を確認。
2.捨てる物、残しておく物に分ける。
3.残しておく物をクリアファイルで区分。
4.シュレッダーにかけたり、紙リサイクルゴミに分けて、処分
この書類たちは、既に何度か目にして内容や期限を知っている物だけ。
改めて読んだり確認する必要はない。
期限のあるものだけを確認すれば、あとは「捨てる」か「残すか」だけ。
ただ仕分けていく。
全然、目は疲れなかった。
それよりも、
意外に「書類を溜めてしまっていた事」に気づく。
判断を先に延ばす事は、ここでも良くない事だと分かる。
1枚の書類の処分期限を保留にしてしまうと、
保留する場所が出来るためか、更に書類は溜まっていくように思う。
たぶん、本当に必要な書類は、最初に区分けが終わっているのだ。
残ってしまった物は、重要度が低い。
だから、溜まってしまう。
処理する判断を、先に延ばしてしまう。
![](https://okatazuke.info/wp-content/uploads/2015/07/JSK542_sudjyoukouen-thumb-1000xauto-15299-e1437177020303.jpg)
紙1枚だからと、油断していたようだ。
もし、目が不調でなかったら、
私はまだその書類たちをいくつものクリアフォルダに入れたまま、処理をしていなかっただろう。
処理が終わって、空になったクリアフォルダが10枚以上あった。
捨てた書類も沢山。
自分が思っていた以上に、書類はあった。
それは「先延ばし」している感覚もなく、残っていただろう。
秋になって、それから気づいたかもしれない。
期限が7月末のDMもいくつか残っていた。
きっと、9月にそれを見たらガックリきただろう。
私には、「今出来る事」と「今出来ない事」がある。
出来ない理由を探すのは簡単だ。
それより簡単なのは、今出来る事に手を付けてみる事だ。
午後、書類の整理を終わらせてから、
ゆっくり珈琲をドリップして飲んだ。
目が元気でなくても、片付けは出来る。
それが実感できて、いつもの珈琲が何倍も美味しく感じた。