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遂に「ブランド洋食器」を15点買取に出し、受け取った現金の重みを感じながら思ったこと

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夏のキッチン片付け話の時に、

集めてしまった食器の整理についてお話したことがある。

 

夏のキッチン掃除(2) 集めてしまった食器の整理。処分する?それとも買取ってもらう?
先日のキッチン引き出し掃除の後、少し時間が経っている。 でも、夏の片付けは無理しない事も大切。 動ける時に動き、考える時に考える。 それが長続きの秘訣だと思う。 キッチン掃除は、あと2回に分けて行う予定。 タイミング良く、動けるその時を待ち...

 

我が家のリビングにある食器が飾れる大きなリビングボード。

4枚のガラス扉、幅160、高さ100。

正面部分は背面が鏡、棚2段はガラス。

両サイドの木製棚も含めると、けっこうな収納スペース。

ここに、洋食器をまとめて入れてある。

 

先日の5日間集中片付けを強行した後に、なぜかそのリビングボードが目につくようになった。

 

11月に、この重い家具を動かして掃除したいのだが、中に入っている食器を全て出さなければならない。

 

この数年は、食器を全部出す時に、ため息が出る。

なんでこんなに集めてしまったのだろう、と。

 

買ったのは、全て自分の意思。

家に持ち込んだのは自分だから、勝手に減ってはくれない。

 

どの食器も飾り用に買ったのではない。

この食器を使う「素敵な暮らし」がしたかっただけなのだ。

 

だが、現実は違った。

見た目と使い易さは違うし、洗って片付けるまでの手間も違う。

 

ティーポットも、実際に紅茶を入れて持ってみると重くて片手で持ち上げてカップに優雅に注ぐ事は出来なかった。

ティーカップも同じ。

優雅なフォルムになればなるほど、持ちにくい、扱いにくい。

 

でも、中には普段使いに現在大活躍している食器もあり、本当に使ってみなければ分からないものだ、と思う。

 

今週、火曜日に食器とじっくり向き合ってみた。

以前とは、目線が全然違っていた。

 

・ずっと残しておきたい物

 

・割れるまでずっと使い続けていたい物

 

・そこにあるだけで心が落ち着く物

 

自分の中で、そのラインをしっかり引く。

 

その後で、

 

・持ち続けている事が息苦しくなっている物

 

・買ったのは失敗だったと正直に認められる物

 

・無くても困らない物

 

・自分は活用できなかったけれど、誰かに使ってもらえたらいいなと思う物

 

そう思える物を、棚から抜き出してみた。

 

最初の1個を抜くまでは、少し時間がかかった。

5,6個抜いた所で、勢いがついてきた。

10個になって、少し満足。

 

梱包材や新聞紙に1つずつ包んで、ブランド洋食器を買い取ってくれるお店に持って行く準備をした(事前に電話確認済)

 

すると、更に

「やっぱりもういらない」

と思えるプレートが5枚出てきた。

 

大きな手提げ袋2個分。

そのまま、自転車に積んで、近隣の買取店に持って行った。

 

途中、道の段差や凸凹に注意しながら、そっと大事に持って行った。

自力で持って行きたかった。

きっちり片を付けたかった。

 

買取店に食器を全て託して、査定を待った。

待ち時間に、思ったのは、

 

「もし値段が付かない物があったら、無料でも引き取ってもらいたいな」

 

という気持ちだった。

また持ち帰ってリビングボードに戻したいとは思えなくなっていた。

 

買取店に無事に持ち込めた時点で、私の気持ちに区切りが付いていた。

 

 

「使用済みのブランド食器、箱なし」

そういう食器でも買取ってくれるお店がある。

 

査定結果、気になりますか??

 

買取ってもらった食器15点
(ティーポット、シュガーポット、ティーカップ&ソーサー5客、足つきフルーツコンポート、プレート7枚)

 

買取価格は、、、

 

6500円也

 

購入価格の何十分の1以下である。

 

一緒に持って行った小さなブローチ(抽選で当たった物)がなんと8000円!

 

合計で 14500円也

 

思わず笑ってしまった。

そして笑顔でそのまま、食器たちとお別れしてきた。

 

受け取った現金のお札は全て新札だった。

初めて利用したお店だったが、お店の雰囲気も対応も良かった。

 

値段がつかなかった食器は一つもなかった。

それだけでも、ホッとした。

 

受け取った現金は重かった。

いろんな事を思い出したりした。

でも、私の心はとっても軽くなっていた。

 

帰宅して、スッキリした棚を見つめた。

ここにも新たに「ゆとりの空間」ができていた。

 

片付けは、自分の気持との対話の繰り返し。

続ける事で何かが変わってくる。

その何かは、自分だけが見つけられる「お楽しみ」

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