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秋から冬へのワードローブ(7)急に寒くなっても慌てて秋冬物を買わない。まずは今ある洋服で何とかやってみる。

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急に寒くなった。

コートを出したり、厚手の秋冬物を引っ張り出してきた人も多いはず。

まだ考え始めていたばかりの秋冬ワードローブ、何も準備が出来てない!と慌てて冬物を買いたい衝動に駆られている人もいるだろう。

今、慌てて買ってはいけない。

去年から片付けを頑張ってきた人なら、なおさら、今は少し我慢して欲しい。

急に寒くなると欲しくなる冬物 慌てて買う前に考えてみよう

今年の春になる前、冬物を片付ける時に、あなたは何を考えただろうか?

どの冬物をキャリーオーバーするか、それとも保留にするか、来年はどんな冬のワードローブにしようかと、いろいろ考えたはず。

そして、自分に心地良いクローゼットを作るために、取捨選択したはずだ。

でも、急に寒くなってしまうと、何だか慌てる。

季節に合わせていきたくなる。

周りの人が、先取り感がある冬用の洋服を着だして、ツイードのワンピースなどを着始めたら、心もきっと焦る。

でも、でも、でも。

新しい洋服を買うのは、最後だ。

今、自分がすべきことは買いに走ることではない。

まずは、キャリーオーバーした洋服と、保留にした洋服を出す。

そして、処分を保留にした洋服から着て欲しい。

前のシーズンで、何故保留にしたのか?何故処分しなかったのか?

それをじっくり思い出そう。

見ただけでは、思い出せないかもしれない。

状態が良ければ、まだ着れる!と思うかもしれない。

それでも、保留にした「理由」があるはず。

「理由」を思い出すには、着てみることが一番だ。

着てみて、何を思うだろう。

それは、自分にしか分からない。

微妙なウエスト位置だったり、裾の長さだったり、コートとの組み合わせだったり。

急に寒くなったら、それをやってみる。

そして、何を買い足したり、新調したり、どんなスタイルを作っていきたいのか明確にしよう。

明確にならなくても、着るだけで答えは出る。

着心地が悪い洋服が、急に変化することは多分ない。

心地よい暮らしをしたいと思うからこそ、この記事も読んでくれていると思うから。

だから、まずは自分のワードローブと向き合おう。

秋冬物を出して、陰干ししながら、どんな気持ちが湧いてくるだろう。

私も、そんな事を考えながら、昨日秋冬用の厚手の洋服を陰干しした。

慌てて買いたくなる衝動、私にもあったから。

だから、クローゼットの整理をした。

少し前のことなのに、自分の気持ちは意外と忘れてしまっている。

思い出しつつ、考えつつ、残っている秋冬物を見つめてみた。

買わないことで、分かることがある。

慌てて買ったことで、曖昧になることもある。

どんなクローゼットが自分らしいだろうか。

考えることは、無駄ではない。

その後でゆっくり買物にいってもいい。

まずは、今あるものと向き合おう。

それがたぶん、近道。

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