10月、今日は最終日。
秋らしさを感じる間もなく、季節が冬へと進んでいる。
10月を振り返ってみたら、かなり動きのある1ヶ月だったと思える。
今月は友人に会う約束はしなかった。
出かけたい場所や集まりごとがいくつかあって、思い切っていろいろ1人で出かけてみた。
意外な場所で見つかる探していた答え。自分に準備ができたときにタイミングは訪れる。
行き先は、趣味の一部だけれど、どちらかというと自宅での仕事に役立つよう知識を広げるための催し物や講演会。
お仕事関連から誘いを頂いて出かけてみたものもあり、勤務の仕事以外の日はあっという間に過ぎた感じだ。
中には、あまり得意でない分野もあったが、何か気分転換になるかもと思って参加してみた。
誰とも約束している訳ではないから、とっても気楽。
行きたい場所に、1人で行って、人の話に耳を傾ける。
即、何かにつながる訳ではないけれど、いろいろ出かけてすごく良かったと思えた。
その中で、1番良かったと思えたのが、
自分が探していた答えを、いろんな場所で偶然見つけられたこと。
それぞれのプロの方達のお話は、人の心を惹きつける。
多くの経験を元にした実話は、たとえ脚色があったとしても深みがある。
テーマはそれぞれ違うのに、どの場所でも心を鷲掴みにされるようなダイレクトな言葉を聞くことができた。
この2ヶ月ほど、いろいろ考えていた事があった。
最初は曖昧で、ぼやっとした問いかけだった。
それがどんどん大きくなって、考えては1人ダメ出しの日々。
ずっと考えている訳ではないが、頭にいつも残っていて、問いかけも次々変化した。
どうも収拾がつかなくて、来年まで答えは出せない気がしていた。
しかし、10月に出かけた先々で、魔法のように答えが聞こえた。
正確には、勝手に自分でそう思っただけ。
誰にも質問したりしていない。
プロフェッショナルなお話は、分野は違えど平凡な私の問いかけにストレートな答えをいくつも見せてくれた。
有り難かった。
自分自身に投げかけた問いは、なかなか1人で答えが出せないことが多い。
そのまま忘れそうになってしまう。
でも、自分の中では問いかけは消えていない。
小さな灯火はずっと心の中にある。
消えていないどころか、答えを求めるための行動を自然にしているような気がする。
10月、私にしては珍しく活発な日々だった。
誰かと行動を共にしない、と思ったことも答え探しを無意識にしていたからだと思う。
偶然は偶然だけれど、偶然を「必然」と言う人もいる。
私にはどちらが正しいか分からない。
分かったことは、答えは準備ができた時にタイミング良く得られるということ。
準備が整っていなければ、同じ話を聞いても何も感じない。
得られた答えは、まさにストライク!
小さなことだけれど、私には大きなことだった。
明日から11月。
せっかく頂いた答えを無駄にしないよう、今年もあと残り2ヶ月、頑張ってみようと思う。