12月に入って、慌ただしさが加速している。
11月までの忙しさは、「ぼんやりした忙しさ」
現実に12月になってみると、
「やらなければならないこと」「やるべきこと」、必須項目が増えてしまう。自分の事だけではなく家族にも関係する事柄が多いのも12月の特徴かもしれない。
やるべき事が多くて焦っている時こそ「1つの事」に集中してみる。どんな小さなことでも最後まできっちり終わらせることが片付けの弾みになる
私も先月後半からずっと忙しい。
「目が回る」とはこういうことか、、と思うような毎日を過ごしている。
家事と家族、勤務の仕事、自宅の仕事
いろんな事が重なって、ゆっくり座ってホッとする時間が全くない。
寒さのせいか腰も痛くなり始めていて、
「やらなければならないこと」&「やるべきこと」が頭の中をグルグル空回り。
せめて家の中だけはきちんと整理しておきたい、と思うのだが、
勉強部屋であり私の仕事部屋でもあるリビングダイニングは、息子のテスト期間と重なり、片付けても片付けても新たに雑多なものが入ってきてしまう。
書類も同様。
終わっていない仕事の資料はまだ処分できないし、仕事用の配送物も続いて届き、大きくはないが小さな段ボールがいくつも重なってしまった。
加えて、多忙な夫からの頼まれごとも続き、「やるべきこと」だらけで、やってもやっても「やること」が減らない。
このままでは、「まずい」
と思い、一つ深呼吸。
今、何をしようとしていたのだろう?
と立ち止まってみると、いくつもの事を同時に進行していた事に気づいた。
それらはどれも小さな事なのだけれど、あれもこれもやらなければならないから「こなそう」する焦りの表れ。
同時平行して行う作業は、効率的のようで、そうではなかった。
家事、家族の事、自分の事、仕事。
分野が違うそれぞれを平行しようとしても、無理がある。
焦っている時はそんな事には気づかない。
その場で目に付いた物や手にした物など、身近な「至急」に惑わされてしまうからだ。
「至急」と判断したのは自分だけれど、その「至急」が多くなってくると本当の優先順もあやふやになる。
立ち止まって深呼吸して、動きを強引に止めてみたら、
私が思っていた「至急」の中には、後でも大丈夫なものがいくつもあった。
焦りは判断基準にもプレッシャーをかけてしまう。
そして、思った。
まずは今「手にした物」を最後まできちんと終わらせてみる。
それがどんな小さな事でも、手にした時点で自分が「至急」と判断したはず。
最後まで終わらせることで、小さな「至急」が1つ片付く。
小さな1つの片付けは、自分が思っているより小さな時間で片が付いた。
1つの片付けは弾みになり、次の片付けへのハードルも下がる。
そんなこんなを繰り返し、数日かかったが、リビングダイニングはやっとすっきり片付いてきた。
今月後半までには今抱えている仕事も終わるから、資料は年末にまとめて処分できそうだ。
めどが立つと、今を頑張るエネルギーも湧いてくる。
小さな1つの片付けを完了させる大切さを身をもって知った。
今年も残り約20日。
去年までとは忙しさの質が違う12月、半年ごとの振り返りもしたい。
今日できることを、1つでもいいから最後まで終わらせる。
「小さな1つ」を片付けることは、自分を助けることにもなる。
さあ、今日も頑張ろう。