家計簿の見直しをしてみると、食費の多さに溜め息がでそうになる。
息子と夫のお弁当を作るようになってから、本当に金額も増えた。
週末の家族で外食もパタッとなくなり、私は土日祝もずっと食事作り。
外食はレジャー費として区分していて夫担当の分野だった。
その分、レジャー費が食費にすり替わっている。
買物に行っては両手いっぱい荷物を抱えて、そしてまた数日で買い物に行く。
料理は好きだが、自分の好きな物とは違うものばかり作らなければならないのは苦痛。
さすがにメニューも尽き果てた。
高校生の男子が1人いるだけで、食卓はガッツリ系のメニューばかり。
息子は冷凍食品を食べてくれないから、本当に困る。
朝5時からガッツリメニューを作っていると、お腹いっぱいになり食欲も失せる。
母親がそんな事を言っていてはダメだと言われそうだが、今の正直な気持ちだから仕方ない。
更に食費の増加が追い打ちをかけてくる。
我が家は3人家族だが、ご家族の人数が多ければもっと大変だろうと思う。
物を減らしてミニマムに暮らす事は、自分の持ち物の範囲内でなら努力で少しずつできるかもしれないが、今の食費はミニマムとは程遠い。
我が家の食費は、お弁当が少ない月は6万円台。
この1ヶ月は、なんと7万円台になってしまった、、。
それぞれが外で食べる金額は入っていないから、それを加えたらもっと多く計算したら怖くなる。(※お弁当を作れない日の昼食代、息子外出時の飲食、私の勤務日昼食代など)
夫が夕食を食べない日も多いのだが、その分はしっかり請求されるため総額で多いということもあるし、祝日が入ると3食3人分必要に。
育ち盛りの高校生のいる家庭の食費は減らしにくい。
これで外食に行っていたら、大変な事になっているだろう。
今週、大学生を持つ友人達と久しぶりに会った。
それぞれ現在進行形の仕送り生活、いろんな話を聞く事ができた。
自宅で食事を食べるのは、高校生の今がピークらしい。
その分「仕送り」と言う名の別の大きなお金が必要になる。
少し前までは、その話もただ聞いているだけだったが、今回はリアルな話として頭に残った。
もし、大学から遠くへ行ってしまったら、毎日一緒に食卓を囲む事はなくなり、卒業してもその場所で就職したら、もう実家には戻ってはこない可能性も十分にある。
私も夫も、そのパターンだった。
食費MAXの今が、本当は一番幸せな時かもしれない。
家計簿の見直しと大学生を持つ友人達と会う時期が重なり、いろんな気持ちになった。
我が家の食費問題は、当面無理な削減はしない予定(夫に相談済)
でも、しっかり把握して、無駄は発見していきたいと思っている。
家族の人数、子供の年齢、お弁当の有無、住んでいる場所などで食費は全く違うだろう。
だれかの家計を真似するだけでは、上手くいかない。
それでも、だれかの努力や工夫は、情報として得る事はできる。
家計簿の見直しは、とっても大切な事だ。
今日は、我が家の家計簿締日。
家計の事を、再び考える1日にしよう。
私はお金を増やす技量はないので、上手く有効に使える人になりたい。
きっとそれが、何年後か先のミニマム家計に繋がっていく気がする。