先週、偶然テレビで家計管理術の特集を見た。
4人の家計管理の達人主婦の方々、それぞれに技があった。
・独自の手書き家計簿で家計管理する人
・徹底的な予算管理と袋分けを実行している人
・スマホやアプリを活用し貯金を増やしている人
・多種多様な節約術を駆使しシングルマザーで4人の子育てをしている人
皆さん、すばらしい!!
偶然見かけたその番組、奥が深かった。
家計管理の方法は家庭によって違っていい。お金の動きが分かること、それが大切!
家計管理は、人それぞれ、家庭によって様々。
収入が違うのは当たり前。
そして、管理できる能力は、探究心と努力で日々進化していくことを実感した。
4人それぞれの家計管理術は賛否両論あるだろう。
現金を徹底的に管理することが好きか、目で見る数値データとして把握するのが好きかは、個人差がある。
私も、「袋分け」と「スマホのアプリ管理」は挫折した組だから、4人の方法が全て活用できるわけではない。
その番組で一番興味を持ったのは、独自の手書き家計簿で無駄使いを無くした人の管理方法だった。
少し前に、家計簿をアプリから完全手書きに移行した話を書いた。
手書きにしてから、数か月が経過。
基本現金管理(残金が把握できる)の紙一枚家計簿がとても気に入っている。
でも、前回も少し話したように、家計が把握しやすくなったけれど、現金残がたくさん残る訳ではない。
家計を把握できているはずなのに繰り越し金が増えてない事が最近気になっていた。
お金の動き、流れは紙一枚の簡単家計簿で全く問題ない。
でも、その中にどのような無駄が隠れているかが見つけにくいのだ。
テレビの独自家計簿の主婦の方の説明が私にはとても分かりやすかった。
どう改善し、どう変化していったかという話が勉強になった。
達人の家計簿は、紙一枚ではなかったが、完全手書きで独自の家計簿。
手書きの良い点は、どんどん変化させていける所。
早速、その方法を取り入れさせていただく事にした。
と言っても、家計簿を新しくするのではない。
今書いている紙一枚の家計簿にプラス機能を付けただけ。
家計簿をつける時にレシートをざっと見直して、「これは無駄な買物だったかも?」と思ったものだけピックアップ。
家計簿の空白部分に抜き出して書いていくだけ。
分類は問わず、日付・品物名・金額だけを縦に書いていけば、その付きの「無駄だったかも?」な買物履歴があぶりだされる。
達人は、あぶりだした金額を年間で把握して更に分類していたが、まず私は「あぶり出し」だけしてみようと思う。
「無駄だったかも?」という微妙な支出は、意外にありそうだ。
我が家の場合、家計の大元を握っているのが夫であるため、私は毎月一定額を預かって流動的な支出を管理しているにすぎない。
その分、予算は明確だ。
今、改善したいのは年間を通して家計のブレで生じる波を平準化したいこと。
たぶん、夫は年間予算を12で割った金額を毎月託してくれているのだと思う。
そう思えば、家計を握っていなくても予算はしっかり有るということ。
テレビの達人主婦も、いろんな試行錯誤の上で現在の貯蓄できる家計を築いていったそうだ。
誰かの家計簿に、他の誰かがぴったり合うことは稀だろ。
良いアイデアは取り入れて、自分の家計簿を作ればいい。
偶然見たテレビの一場面に、感謝しよう。
私の紙一枚家計簿も、まだまだ進化しそうだ。