50代、この春から私の人生は新しいモードにギアチェンジ。
時期の区切り、気持ちの区切りがしっかり終わったことが実感できてから暮らしもいろいろ変化した。
変化の1つ、それは私が「受験生」になったこと。
50代、硬くなった脳をほぐすだけでまだ毎日、四苦八苦。
記憶力はこんなに落ちるのか、と老化を嫌というほど味わう毎日だ。
すぐ辿り着く内容ではないことは十分承知の上で始めたことだったけれど、勉強を始めてから「これ無理かも、、」と心折れそうになったことは既に数え切れない。
でも、そんな感じの毎日でも1歩ずつ前に進んでいる。
今は「残念な自分」だけれど「頑張る自分」を見てみたい。
どこまで自分と頑張れるのか、前を見て先を見て、逃げない自分と戦って行きたい。
50代、ここから再スタートしても人生はまだ努力次第で変えられることを「今の自分」と一緒に体験してみたい。
50代の受験生になってみて始めて分かったこともある。
新しい知識に触れることが、こんなに新鮮で没頭できる時間だということを。
全然覚えられなくても、問題を間違ってばかりでも、その1つ1つが私にとっては「尊い時間」
50代、この先の人生を諦める必要なんてない。
合格まで勉強の最後まで本当に辿り着けるのか、それを心配したらキリがない。
私は前を見て、前だけ見てこの先の人生を進んでいきたいから今こうして勉強している。
今日一歩進めなくても、歩みを止めず半歩でも前へ。
半歩しか進めないことが分かっても、それでもそこで諦めたくない。
半歩だって前に進んだら、その半歩は先の数百歩に繋がるのだから。
1年前とは違う夏、今までとは違うこれからの秋冬、そして来年・再来年。
私の人生はどんな風に変化していくだろう。
その過程も苦さも辛さも、経験は無駄にならないこと心に刻んで勉強したいと思っている。
「なぜ受験生になる道を選択したのか」、もし私自身がそれを忘れそうになった時にこの記事を読み返して欲しいと思って書いている。
大切なことを忘れないで欲しい。
あなたは前に進んでいる。辛くなること、それは前に進んでいる何よりの証拠。
20年後に後悔しないよう、50代の今だから頑張れることがある。