7月は、キッチン掃除やカーテン洗いなど、片付けというより「夏の掃除」に力を入れた。
心に重くのしかかっていた大物に少し着手できた事で、暑い日々も少し軽い気分で過ごせた気がする。
しかし、私の毎日が、そんな元気な日々ばかりではない。
タイミングが良かっただけだ。
例えば、
息子が花火に行かなかったらカーテン洗いは持越していただろう。
片付けで疲れていませんか?
「片付け疲れ」という言葉をよく目にするようになった。
一時夢中になって頑張るのだが、その反動で停滞期がやってきたり、やる気が出ない日々が続いて、片付けが思うように進まなくなる人も多いのかもしれない。
特に昨今は片付けがブーム、本や雑誌やブログなど、刺激を受ける場所は毎日沢山ある。
でも、、、
「疲れ」が出たという事は、頑張った証拠だと思う。
心に重くのしかかっている物を何とかしたいと努力した証だと思う。
急に頑張ったなら、それは「疲れ」が出て当たり前。
その「疲れ」は、体の疲れと心の疲れ両方ではないかと思う。
体の疲れなら休めば、また頑張れる。
でも、心の疲れは、その理由を自分で理解しないと先には進めない。
期限があって片付けなければならない人もいるだろう。
もし、期限はないけれど「片付け疲れ」を克服して、またやる気が出るにはどうしたらいいかと悩んでいるなら、その方法が自分に合っているのかどうか再考してみる必要がある。
捨てる事を優先していまい、あとになって捨てなければ良かったと後悔しているかもしれない。
だとしたら、スタート地点に戻ってみよう。
何を、片付けたくて、行動を始めたのだろうか?
どう片付けたくて、その方法を取ったのか?
物の流入を断ち、処分し、その物への思いに距離を置くことの意味を本当に理解していただろうか?
人には、相性というものがある。
片付ける方法にも相性があると思う。
誰かの方法が、自分に全て当てはまる事は、稀ではないかと最近良く思う。
これだけ情報が多い毎日、選択肢も数えきれない。
だから、そういう情報は「良いとこ取り」でいいのでは?
自分の片付けは、「自分のペース」でいいのでは?
片付けに疲れた時には、ゆっくり休む。その時間がエネルギーになる。
今まで捨てられなかった物を急に捨てるという行動は、イレギュラーな状態だ。
だから体にも心にも、負荷がかかっている。
疲れたら、しっかり休もう。
焦ってはいけない。
行動に移した事自体が、とても素晴らしい事なのだ。
掃除で体を動かす事より、
物と向き合って片を付けていく「心と向き合う」作業が一番大変な事だと思う。
片付けは「心」がとても疲れる。
私も、この数年、悩みながら疲れながら、片付けを継続している。
何度も、途中、休憩を取った。
まったく先に進めない期間もあった。
それでも、こうやって前に進んでいる。
進むとその先に、また片を付けなければならない事が待っているのも事実。
だから、休める時にはしっかりエネルギーを貯めておく。
行動に移せた人なら、また頑張れる。
頑張りたくなる時が絶対に来る。
それは、行動したことで、何か変化を感じているから。
目には見えてなくても、変化は自分が一番分かっているから。
だから、「疲れ」を感じている。
その「疲れ」は、今後のエネルギーになる。
ここにも、そんな人が1人いる。
だから、安心して休んでほしい。