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大きすぎたオイルポットを処分。「誰かの適量」は「我が家の適量」とは違っていた。

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一昨日、夕食に揚げ物を作った。

使用済み油だったし、揚げた後に汚れたので、

油は冷めてから古布に吸わせて、そのまま処分した。

 

翌日、オイルポットも汚れていた事を思い出し、

パーツを分解して綺麗に洗った。

 

我が家のオイルポットは、ステンレス製でカートリッジでろ過できるタイプ。

4年前に買ってから、ずっと使っている。

本体は3000円以上したと思う。

別売のカートリッジも注文して買うタイプのものだ。

 

600mlまでの使用済み油をろ過して保管できるのだが、

実際使ってみると我が家には合っていない事が多々判明。

 

まず、1回ろ過すると、予想より多い油がカートリッジに吸われてしまう。

ろ過させると半分ぐらいしか下に落ちない。

確かに、透明できれいな状態にろ過してくれるから、使用済み油でも安心ではあるが、何となく損した気分になる。

 

息子と夫のお弁当作りがあるため、少量の油で揚げ物をする頻度が高い。

ろ過すると油が減ってしまうから、また新しい油を追加する、、。

何となく、以前より油を買う量が増えてしまった。

 

カートリッジも注文しないと売っていない。

購入前は、まとめて買うからいいかな、と思っていたが、実際は1つのカートリッジで10回使用が目安で、我が家のように少量の油をろ過する場合は、何回まで使っていいか分からなかった。

 

結局、カートリッジは使わなくなり、

キッチンペーパーをセットして濾す、という方法に。

そうなってみると、そのオイルポットは、大きく感じる。

 

でも、すぐ処分しなかった。

 

理由は、

「息子が高校生になったらもっと揚げ物をする量が増える」と思っていたから。

その時になったら再びカートリッジを買って使おうと。

 

現在、息子は高校生になったが、

食べる量は増えなかった。

 

だから、今も揚げ物油は少量でいい。

やっぱり、「我が家の適量」には合っていない。

 

洗ってきれいになったオイルポットにお礼を言ってさよならした。

 

このオイルポットを買う時は、何カ月も選ぶのを迷った。

幾つかの商品を実際店頭に見に行ってみたし、

使っている方のブログなども参考にさせてもらった。

 

だから、買って後悔したという気持ちはない。

買うまでに自分なりの努力をしてみたが、使ってみて「我が家の適量」とは違っていた、ということ。

 

ろ過した油の元の量が1.5倍だったとは使ってみて初めて分かったことだし、息子が大きくなれば揚げ物も増えると予測して買ったものだったから。

 

しばらくは、臨時措置で乗り切るつもり。

オイルポットを買う以前のスタイルに戻るだけだ。

 

500mlの耐熱メジャーカップに味噌漉しをセットし、キッチンペーパーで濾す。

難点は、使用済み油がある間はメジャーカップが使えない事。

 

でも、すべて食洗機で洗えるし、臭いも残らない。

私には、これで十分かもしれない。

 

また一つ、キッチンから道具が減った。

本当にオイルポットが今後も必要か、じっくり考えてみるつもり。

「誰かの適量」は「我が家の適量」とは限らない。

なんとなく、家の中に、他にもまだそんな物がありそうな気がしてきた。

焦らず、ゆっくり探してみよう。

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