朝のルーティンを変えてから、劇的に朝時間が変わった。
自宅にいる日なら確実に1時間の余裕ができた。
やってみれば単純な事なのに、その変化がとてもうれしい。
気持ちに余裕が生まれる。
そして、時間に余裕ができた実感が、
さらなる時間を作り出してくれることに気付いた。
うれしい事は続けられる。
もっとうれしくなるには「どうしたらいい?」と考えるようになり、
「これも変えてみる?」と思う気持ちに。
そのために、新しくプラスしたのは、
「朝家事をマイナスから始めない」という事。
私の朝は、5時起床でお弁当作りから始まる。
でも、作り置きをいくつか前日にしておくと、20分程時間に余裕が出来る。
前日に工夫をしておけば、朝に20分時間が作れる!
忙しい時には余裕がなくて、そんな事を考えもしなかった。
この20分を上手に使えたら、午前の時間はもっと増えるはず。
「お風呂掃除」と「洗濯」をこの時間に充ててみた。
本当は、夜に洗濯した方がいいのかもしれないが、朝全部洗って汚れ物が1つもないスッキリした洗面所が好きなので、これは好みの問題ということで。
さらに、良い流れは夕方から夜の家事にも影響を与えた。
息子の夕食とお風呂の順番を変えてみることに。
ちょうど期末テスト前で部活のない週からスタート。
夕食の時間も、1時間早くしてみた。
部活のある日はこんなことはできないが、
テスト期間中は、「このスケジュールの方がいい」と息子がすんなり馴染んでくれた。
息子が6時からお風呂、夕食は6時半。
夕食は一緒に食べて、
7時半には後片付けが終わり、8時には私もお風呂に入れる。
夫の帰宅は早くて夜9時過ぎなので、夫の食事だけを取り分けて、キッチン全てを片付ける事ができた。
こんな流れ、凝り固まった頭では、意外に思いつかない。
子供も大きくなって、特に要求がなければ今までのままで良い気がして、固定化してしまう。
改善しよう、と思っても大きくメスを入れる事ができない。
自分が作ってしまったルールに無意識に縛られているからだ。
夕食の片付けは、一気に片付ける方が効率が良いと思っていた。
今の我が家の生活では、分ける方がいい。
やってみて分かること。
やってみないと分からないこと。
朝家事のルーティンを変えた事が、家事の流れを良くして、時間をたくさん生み出してくれた。
午前中は自宅での仕事時間が確保できるようになった。
夜も夫の帰宅まで1時間は自由時間が増えた。
夫が深夜帰宅の時は食事不要なので、自分が寝るまで自由!
そして、憧れの夜10時就寝が実現。
これは、予想外の本当にうれしい事だ。
目も痛くならないし、朝から活力がある。
自分にしか分からない事だけど、時間だけでなく体にも良かったのだ。
夜寝る前に毎晩「マイナス家事から始めない」と言う言葉が頭の中をぐるぐる回る。
1つでも、朝の家事にまわさないように、食洗機で洗った物も全部寝る前に本来の場所へ。
そうして私が一番早く就寝。
とは言え、夫も息子もその後も起きているから、朝起きたらリビングや和室はけっこう散らかっている。
朝起きて、それらを片付ければ自分の積み残したマイナス家事はない。
年の瀬の12月、年末ぎりぎりでも気づけて良かった。
トライしてみて良かった。
まだまだ家事に改善の余地あり!
良い流れは上昇気流へと導いてくれる。