ワードローブの衣替えと一緒に、靴も少し入れ替えた。
数は増やしていないけれど、まだまだ改善の余地はある。
もっとスペースを空けておきたくなった。
防災用品の置き場分散も少し考え、玄関にも空間を作ろうと思い、昨日再び下駄箱とにらめっこ。
今回は、レインブーツを処分することにした。
レインブーツを処分。使ってみなければ不要だと分からない事もある
レインブーツの事は去年の記事にも書いている。
レインブーツは、この2年で2足目だ。
履きつぶした訳ではなく、1足目が歩き難くて買い替えた。
街でおしゃれな人が多く履いている長いレインブーツならきっと履きやすいのだろうと考えて、2足目はもっと良い物を買った。
しかし、しかし、
購入後、1年以上経過して、わずか数回しか履いていない。
それは、
歩きやすいけれど、脱ぎにくくて大変だから。
レインブーツは、近年大雨が増えて通勤時に足元が濡れる事が多くなり買った。
それなのに、
雨の日にそのレインブーツを履いていくと、会社に着いてから脱ぐのに一苦労。
さらに、
会社に置き靴ができないため、社内で履きかえる靴も持参しなければならず、かえって雨の日の荷物が増えてしまった。
もっと困った事に、
朝は大雨だったのに帰りは晴れてしまう日。
レインブーツは雨よけにはいいけれど、雨が上がった後の晴天時の足には暑すぎる。
特にこの1年は足のむくみもひどい。
午後履くと、むくみで足の一部も当たるようになっていて、この半年は通勤だけでなく日常生活でもレインブーツを履かなくなった。
レインブーツは本当に必要?
あれあれ?
なぜ、レインブーツが必要だったのだろう?
これでは本末転倒ではないか、、。
2年前、レインブーツを買う前は、無くてもなんとかなっていたのに。
大雪の日だって、革ブーツやスニーカーで濡れたけどなんとか凌げた。
通勤の日は、濡れても浸み込みにくいエナメルの靴を雨の日専用にしていた。
今月も通勤で2日間大雨があった。
レインブーツは履かず、歩いても滑りにくいバレエシューズに防水スプレーをかけて対応。
ストッキングは濡れたが、会社の空調ですぐ乾いてしまった。
レインブーツはその時点で、「もう履かないな、、」と思った。
それなのにすぐ処分できなかったのは、
「何かの時には、役に立つのではないか?」
という気持ちもどこかにあったから。
でも今回、地震の避難の様子などを見て、気持ちが変化した。
普段も「履きにくいと思っている靴」を緊急時にわざわざ選んで履こうとは思わないだろう。
簡単な答えなのに、随分遠回りしてしまった。
大きなレインブーツの箱を抜いて、空いた空間は意外に広かった。
脱ぎにくいレインブーツは、やはり私には必要ない。
もっと、厳しい目で持ち物を選択をしてこう。
「本当に必要な物」が、「不要な物」に紛れてしまわないように。
同じ場所を見る目線も、違う意識で見まわすと別の事も見えてくる。
物の整理や防災は、意識を変えて取り組む必要があると改めて思った。