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真夏の5分片付け(12)昨日履いた靴に不満はありませんでしたか?靴を見つめる時間を作る

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Shoes and Purses, Florida, January 2007

真夏の5分片付けは、短い時間で自分の持ち物を見直す時間。

急いで答えを出す必要はなく、今ある現状を理解することが一番の目的。

今日は、「靴」を見てみよう。

 

下駄箱、シューズインクローゼット、収納ボックス。

靴の収納には、それそれの工夫がしてあると思う。

今までもしてきたと思う。

 

では、リアルな現実はどうだろう?

 

昨日まで履いていた靴を、全部見回してみよう。

下駄箱や靴収納の扉を開けて、ただ、じっと見てみよう。

そこに、現実がある。

 

どんな靴をよく履いていて、どの靴は活用できていないのか。

よく履く「靴の状態」はどうだろう?

履くかない靴の、「履かない理由」はなんだろう?

 

見える範囲にあるすべての自分の靴の「今」がどうなっているか知って欲しい。

夏用の靴だけを出してあるなら、それだけでもいい。

 

履く頻度が高ければ、劣化スピードも速い。

リアルな靴収納は、自分の感覚が一番大切だ。

 

足に当たって痛い場所や、かかとのすり減り、つま先の擦り傷。

履いている自分にしか分からない、靴との暮らし。

例えば、この夏に履いた靴のどれも満足していれば、それでいい。

「そうではない」のであれば、テコ入れが必要になる。

 

日々の暮らしと靴の関係は切っても切れない。

履き心地が良い靴は、だれも手放したいとは思わない。

それを知っている人こそ、「履き心地が悪い靴」と「活用できていない靴」をよく理解しているはず。

 

5分間、何も作業をしなくていい。

ただ、じっと靴を眺めて欲しい。

答えは、靴が見せてくれている。

忙しい毎日では気づかない事を5分作って見つめる事で、靴は語りかけてくれる。

あやふやな「不具合」は、明確な感覚として頭に残る。

 

「この靴、高かったのに全然履いていないな、、」

例えば、そんな言葉が浮かぶだけでも良い。

劣化を見つけたらメンテナンスを考えればいいし、自分の好みを再確認するだけでもいい。

その意識こそ、次へのステップになる。

 

リアルな靴収納は、自分の現状にも似ている。

そんな風に考えながら、靴を見つめてみよう。

見つめるだけの片付けは、自分へ疑問を投げかけることになる。

だから、今は何も減らす必要はない。

時間の経過が、問いかけを大きくしてくれる。

それが「片付け」に繋がっていくから心配はいらない。

今はただ、じっと見つめてみよう。

 

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