今日から9月。
昨日までの暑さと日差しも変わらないけれど、カレンダーをめくった途端に秋を感じさせられる。
手帳を持たない私のスケジュール管理は、今年もキッチンの小さなカレンダー
私はスケジュール帳や手帳は持っていない。 予定は全て、キッチンにあるカレンダーに書いている。 今年もカレンダーは、日経新聞の愛読者用の頂き物。 ノートのような中綴じ式。 開くと、東山魁夷画伯の絵画が上半分、下半分に日付欄になっている。 もう...
私が使っている東山魁夷アートカレンダーの絵画、9月は「明宵」
夜の濃いブルーに包まれた山々の中に、明るい月が浮かぶ静寂の風景が描かれている。
毎年使っているこのカレンダーは、全ての絵画が違う物ではなく、
数年に一度、同じ絵が登場する。
私は、この「明宵」のブルーが大好きだ。
▼このカレンダーと同じ物
カレンダーをめくった途端、気持ちがクールダウンしていくのを感じた。
夏から秋へ季節も気持ちも切替えていく。一気にではなく少しずつ、ゆっくりと。
8月と9月の境目は、現実には日付の変更でしかない。
何か変化が急に起こるわけではない。
残暑は当分続くし、寝苦しさも同じ。
でも、お彼岸を過ぎた頃に、急に季節の変化を肌で感じるようになる。
秋の片付けは、ゆっくり始めていこう。
まずは、秋の気配を気温でも感じられるようになるまでは、夏の疲れを取ることが優先。
子供達の二学期がスタートし、いろんなザワツキも落ち着いた頃。
きっとその頃には、残暑も落ち着くはず。
秋は、長雨のイメージも強いけれど、からっとした爽やかなお天気の日は作業が進む。
その時が来るまでは、片付けは、頭の中で整理しておこう。
体を動かすのは最後だ。
何を片付けたいのか?
どう整理したいのか?
片付けた後に、どんな暮らしをしたいのか?
時間は、たっぷりある。
頭の中は、いつも自由。
思いつくあれこれを、吟味する時間も片付けになる。