まだ残暑は続いているけれど、秋の片付けも少しずつ始めたい。
秋はじっくり片付けに取り組める時。
春のざわつきも、夏の暑さも、年末の慌ただしさもない。
去年秋に沢山片付けをしてみて、秋の片付けが1年の動きを調整してくれることを知った。
なんとなく「秋に」ではなく「秋だからこそ」できる片付けがある。
夏は自分自身が体調イマイチなことが多いから、片付けは目と心を刺激するだけにした。
秋は、夏で感じたことや気づいたことに着手していこう。
とは言え、まだ残暑が厳しい時。
急にギアをアップしては先がもたない。
まずは、助走でボチボチのスタートぐらいで丁度いい。
私は、先週からキッチン片付けを始めた。
家の中でも、キッチンは片付けのハードルが高い場所。
何度、試行錯誤したとしても、これで終わり!という場所ではない。
だから、時間もかかる。
一気に行う方法もあるが、私には合っていないことが今までの過去の片付けで実感中。
だから、キッチン片付けは、のんびり始めることにした。
まずは、冷蔵庫と戸棚の掃除をした。
キッチンの片付けは、掃除から始めてみると、要・不要の選択に気持ちが動く。
掃除しないまま、扉や棚を見回しただけでは、物が減らないのがキッチンだ。
キッチンは、日々の食卓を司るだけではなく、家族の動きとも連動する。
食材だって、沢山行き来する。
調理器具、保存食品など、家電と食材を同時に保管する場所でもある。
そう考えてみると、やはりキッチンは片付けの「難所」
冷蔵庫と棚の掃除をしただけでも、既に片付けする行動を起こしている自分に気づいた。
キッチンは、片付け能力を磨ける場所であるけれど、挫折しやすい場所でもある。
だから、ゆっくり手を付ける。
キッチンの片付けを掃除から始めると気づけることが多い。
掃除する時に、中の物を出し、きれいになった場所にそれらを戻していくだけなのだが、戻す時に感じることがある。
戻すかどうか、迷う物も出てくる。
掃除で手をかけたことで、出てくる「気持ち」
その「気持ち」には、理由があるはず。
秋への序章の片付けは、急がなくても沢山しなくてもいい。
気になる場所から、ゆっくりのんびり。
私のキッチンも、まだまだやることがいっぱい。
掃除して分かることは、掃除してみないと分からない。
そんなことを考えながら、今週末もキッチン掃除。