「鍋3つだけ生活」、1週間はあっという間に過ぎた。
鍋2つとフライパン1つ。
たったこれだけで、本当に1週間の料理全部をまかなえるかとても心配だった初日が嘘のよう。
7日間多少の工夫は必要だったが、「鍋3つだけ生活」で本当に困らなかった。
記録のために、6日目と7日目のメニューを書いておきたい。
★鍋3つだけ生活(初日)⇒こちら
★鍋3つだけ生活(2~5日目)⇒こちら
■使用する3つ(16㎝片手鍋、20㎝両手鍋、26㎝フライパン)
※朝食は26㎝フライパン一つで問題無かった
※昼食は、私が在宅の日でも鍋3つ必要ないと分かった
■6日目 10/3(月)■
・お弁当 牛カルビ焼とキャベツ炒め(26㎝フライパン)、卵焼き(26㎝フライパン)、焼鮭(前日オーブン使用)
・夕食 チキン照り焼き(26㎝フライパン)、ほうれん草のおひたし(20㎝両手鍋)、豆腐サラダ、味噌汁(16㎝片手鍋)
■7日目 10/4(月)■
・お弁当 チキン照り焼き(前日残り)、小松菜ソテー(26㎝フライパン)、卵焼き(前日残り)
・夕食 鶏つくね揚げ(20㎝両手鍋)、ほうれん草とパプリカのごま油炒め(26㎝フライパン)、味噌汁(16㎝片手鍋)サラダ、納豆
ざっと7日間のメニューを書いてみた。
今週は私の勤務日が多いので、炒めたり揚げたりする簡単な料理中心。
豆製品を多く食べたかったため、夕食に納豆もよく登場した(朝食はパン食のため夕食で納豆を食べている)
3つの鍋だけで、生活できることを改めて知った。
こうやって見てみると、26㎝フライパンをとても良く使っている。
手順さえ考えておけば、26㎝フライパンは鍋何個分の仕事もしてくれるのだ。
私は今まで、フライパンは3つ使っていた。
20㎝、26㎝、28㎝。
特に朝食やお弁当の卵焼き作りには20㎝が必要だと思っていた。
でも、26㎝フライパンで卵焼きを焼いてみたら、全く問題無く卵焼きも巻いて焼けたし、26㎝の方がふんわりとできた。
20㎝のフライパンにこだわる必要はなかったな、、と思った。
1週間の鍋3つだけ生活、良かった点と少し戸惑った点を書いてみると、
<鍋3つだけ生活 良かった点>
・鍋の後片付けがラク
・どの鍋を使うか迷わない
・メニューを工夫するようになりお弁当作りがラクだった(夕食残りをお弁当に回せるようなメニューにしたから)
<鍋3つだけ生活 戸惑った点>
・麺(週末のうどん)を茹でる時に2回に分けた
・フライパンを続けて使うときに、順番や手順を考える必要があった
本当に、3つの鍋で問題無く家族3人は過ごせるんだ、と驚いた。
初日に3つの鍋以外は見えない位置に移動したが、どれか1つぐらいは困って取り出してくるだろうと思っていたのに、そんな事は1度も無かった。
取り出そうと考える前に、今手元にある3つの鍋で何とかなりそうだったから。
実際、3つで全て作れたし、戸惑った上記の2点以外は、戸惑うことすら無かった。
それよりも、「3つしか無い」とその中で工夫するようになる。
私は、鍋をサイズで分けて持っている方が料理の手間がかからないと思っていた。
現在、所有している鍋は、
フライパン3つ(20.26.28)、鍋(16.18.20.24.28)
合計 8個
圧力鍋は処分して持っていない。
だから使う使わないに関わらず持っているのは8個。
こんなには必要なかったと、今改めて思う。
フライパンは26㎝1個でいい。
劣化も進んでいるので、20と28㎝のフライパンは処分決定!
鍋の方は、いずれも多層鍋。
16と20は今回の「鍋3つだけ生活」でもよく使うことが分かった。
18㎝は処分をしようと使っていないが、まだ捨ててはいなかったもの。
やはり、18㎝は今の生活では出番が少なそうだ(3人分の味噌汁は16㎝が使いやすいため)
18㎝も処分決定!
残るのは、24㎝と28㎝の両手鍋。
24㎝は、麺を茹でる時やカレーを沢山作る時に使っている。
28㎝は浅鍋で、基本的にあまり出番がなく、冬の鍋の時に土鍋代わりで使っているだけだ。
というのも、24㎝は電磁調理器に使えないが28㎝は使える。
たぶん、電磁調理器が使える24㎝鍋なら今持っている28㎝は必要ない。
今の生活に必要なのは、24と28の両方ではなく、24㎝両手鍋(※ただし電磁調理器が使用可能な鍋)
まとめてみると、
・26㎝フライパン
・16㎝鍋
・20㎝鍋
・24㎝両手鍋(電磁調理器対応のもの)
この4つがあれば、私の料理は全部作ることができる。
そして平日なら「鍋3つだけ生活」で問題なし!!
とってもスッキリした気持ちだ。
手持ちの鍋を、買い換えたいと思いつつ、なかなか踏み切れなかったのは、本当に必要な鍋がどれなのか?自分ではっきり分からなかったから。
新婚当初の鍋3つ生活に戻してみたら(鍋のサイズは違うが)、家族が増えて子供が大きくなった3人暮らしでも、鍋3つで普段の料理は全て作れる。
少しの工夫が必要だけれど、それを考えるのも、なかなか楽しかった。
鍋3つだけ生活は、当初1週間のお試しのつもりで始めたけれど、開始から11目の今日も続いている。
3連休で、もう一度キッチンを片付けて、次の不燃ゴミの日にフライパン2つと18㎝の鍋を捨てる事にした。
出来ないと思っていたことが、意外に出来ると分かるというのは、驚く事と同じくらい新しい発見もある。
「鍋3つ」でも高校生と夫のお弁当、土日も3食、そして平日も毎日、困らず料理はできるのだ。
次の課題は、24㎝の鍋を探すこと。
料理には、家庭で違いが大きい。
炒め物が多いお宅、煮物が多いお宅、お肉多い?お魚多い?
いろんな違いがある。
だから、選ぶ鍋の大きさも違うし、素材や構造も違う。
でも、本当に自分に必要な鍋がどれかを考える機会は少ないのではないだろうか?
特に育ち盛りのお子さんがいる家庭は料理の回数も一度に作る量も多くなる。
それでも、数はそんなに必要ないかもしれない。
普段疑問に思わず毎日使っているものの中にも、そんなものが潜んでいるかもしれない。
鍋3つだけ生活が教えてくれたことは、大きかった。
鍋の買い換えや、鍋の数を減らしたいと思った時に、「鍋3つだけ生活」けっこうオススメだ。トライしてみる価値は十分あると思う。