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冬物をクリーニングに出す時に、来年もそれを着たいかどうか?もう一度考えてみる。

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ワードローブは春物に変わり、クリーニング待ちの冬物はクローゼットの奥に待機中。

タイミング良く、利用しているクリーニング店の割引サービスのお知らせが来た。

待っていました!とばかりに、冬物を再び引っ張り出す。

春物と入れ替える時に「次の冬も着よう」と思って残した洋服ばかりなのに、いざクリーニング袋に詰めようと思ったら手が止まった。

本当に次の冬もこれを着たいのだろうか??

冬物はクリーニングに出してしまうと処分出来なくなる可能性がアップする。春の衣類整理は数回に分けてみる。

クリーニングに出すことを迷った洋服は2着。

1着はベージュのダウンコート。

もう1着はパープルのボタン付きカーディガン。

2着とも、冬を3回共にした。

 

ダウンコートは襟の形と丈の長さが気に入っている。

パープルのカーディガンはワンピースに合せたり、ボタンを閉じても開いても着回しの効く冬に重宝しているアイテムだ。

 

どちらも無難で、どちらもサイズは合っている。

春先に見直しをしたときは、次の冬も使おうと思っていた。

温かな日差しが眩しい昨日、昼間手に取ってみたら春先に感じた気持ちとは違う感覚を持った。

 

ダウンのコートはよく見たら袖口や襟元に擦れた後がいくつもある。真冬に来ていた時には気づかなかった小さな汚れもあちこちに。クリーニングに出せば汚れは取れるかもしれないけれど、擦り後は消えないだろう。

パープルのカーディガンは、大きな汚れもないし形もきれい。ウールだけれど質の良い物を選んだから毛玉もほとんどない。ただし、冬に着ていた時より色が暗く感じて見えた。こんな沈んだ色だっただろうか?

 

洋服の枚数も少ないからクリーニングに出すべき冬物も少ない。でも、ふと手が止まってしまった2枚にもう一度向き合う時間が必要だと思えた。

結局、ダウンコートだけを処分することにした。

袖口や襟元は大切なポイント。1度気づいてしまった擦れた後や汚れは次の冬にはもっと気になってしまうはず。

3月に思い切って待望のトレンチコートを買ったので、この薄手のダウンの出番はきっと減るだろう。良く考えてみたらこの冬、このダウンコートの出番はいつもより少なかったことも思い出した。

パープルのカーディガンは、引き続き維持していくとこにした。

暗く感じた色味は、たぶん季節のせいだろう。冬の弱い日差しの中で見るのと春の眩しい日差しの中で目にするのとでは印象がだいぶ違う。それは季節限定のものだから違って見えて当然なのだろう、という判断。

この冬もとても活躍したボタン付きのカーディガン。次の冬もまた着たいと思えた。

 

冬物を何となくクリーニングに出してしまうと、処分のタイミングを先延ばしにしてしまう可能性がアップする。

春先に要不要の判断をしても、曖昧な季節の変わり目にパッと決断する事は難しい。

迷った洋服をクリーニングに出してしまうと、キレイになって戻ってくる分「また着なければ」という思いにも駆られる。

それが自分に似合っていなかったり、着心地が悪かったり、微妙な劣化があったりしても、クリーニングに出したことで特別な魔法がかかって捨てられなくなってしまう。

 

我が夫は、何故か季節の変わり目にだけ洋服を処分してくれる。

残念なことに、その殆どはクリーニング店のタグ付きのままなのだ。

季節が変わり着たい物を探したときに、「あれ?これいらないものだった」と取捨選択するようである。

それならクリーニングに出す前に処分して欲しい!と私は常々思っているけれど、季節の変わり目だけでも処分する気になってくれるだけ良いことだ、と考えるようにしている(夫の洋服の数が多いため)

タグ付きで処分されるのは殆どスーツやシャツ。

時々頭の中でそのクリーニング代を計算してしまう。
 

今回は私も同じ事をするところだった。

ダウンコートのクリーニング代は無料ではない。

日差しが眩しい日に見直せて良かった。

ランチ代が浮いたような、そんな気持ちになった。

 

GW前後に春物クリーニングの割引キャンペーンは多い。

何となく出してしまう前に、自分の分だけでも再見直しをしてみると新しい気持ちに気づくかも。

春のワードローブ見直しは1度だけでなく、もう一度。

「クリーニングの魔法」にかかってしまう前に、まっすぐな目で見つめてみたい。

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