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13枚だけ出した年賀状、その後の話。

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元旦に届くよう出した年賀状は、13枚。

そして年が明け、私宛に届いた年賀状は31枚だった。

 

年賀状は13枚だけ書きました。数年かけて5分の1以下に減らして分かったこと。
昨日、年賀状を書いた。 ゆっくり、ゆっくり、丁寧に。 宛名も文面も万年筆。 書いたのは、13枚だけ。 以前、年賀状を減らしたことのお話をした。 数年前の私は、自分の分だけで70枚以上の年賀状を書いていた。 減らした理由と工程は、過去記事を読...

 

出した13枚の内、返信がなかったのは1人。

出さなかったのに書いてくれた人が、19人。

 

去年音信不通でも、出してくれた人が多かった、ということになる。

 

頂いた年賀状をよく見て見ると、

数年前に年賀状やり取りが終了し、自分の中では「既に関係が終わった」と思ってた人達からの年賀状が何故か今年増えていた。

懐かしい、と思ってくれたのだろうか?

 

誠に申し訳ないのだが、

その方達にも、御礼の年賀状は1枚も書かなかった。

以前は「年賀状ありがとうございました」という御礼文の年賀状を出していたけれど、昨年からそれもやめている。

 

手元に年賀状がなかった訳ではない。

家族分として多めに印刷注文してあるから、手元に20枚以上の未使用年賀状はあった(夫は今も沢山年賀状を出しているため)

 

年賀状の残りはあったが、それでも御礼は出さなかった。

「書こうと思わない」今の自分の気持ちに正直に従ってみた。

 

昨年末に13枚に絞った時、メールですぐ連絡がつく人を外した。

そのうち3人にはお正月明けて通常生活に戻ってから、メールを送った。

 

今年から年賀状を廃止した事と、ご無礼お許しくださいと。

 

この3人はこの数年間内に転居で遠くに引越してしまった友人。

距離は離れたが、年に何度かメールで近況報告を続けている人達だ。

 

年賀状はやめても、いつでもメールで話せる事を理解してくれた。

だから、これからも友人関係は続くだろう。

 

年賀状を減らしている私も、年賀状はいい風習だと思っている。

お世話になった方に気軽に新年の御挨拶ができる。

メールとは違う良さがある。

文字を見て、相手を想うことができる。

 

しかし、その作業が重荷に感じている場合は、

何かボタンの掛け違えのような不具合が気持ちに生じているはずだ。

そこに着手しなければ、毎年気持ちの重りを増やしてしまうことになる。

 

今年は13枚しか出さなかった年賀状。

次は、12枚が10枚以下になるかもしれないけれど、改めて出したいと思った。

 

メールのない時代に築いた交友関係は、何となくそのままでいたい気がする。

年に一度だけれど、その人との交流を大事にしたい。

 

年賀状を減らして分かった、今の正直な自分の気持ち。

減らす事で、自分が大切にしていきたい事を再確認できたお正月だった。

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