昨年の秋に「秋から冬へのワードローブ」について(5)まで書いた。
毎年この時期は、ワードローブの事をいろいろ考える。
せっかく(5)まで書いたので、1年経ったけれど続けて書いてみようと思う。
今年は夏前からずっと考えていたことがある。
それは、今持っている長短2枚のトレンチコートのこと。
今年で4年目になる長短2枚のトレンチコートは、春と秋の季節の変わり目に大活躍のアイテム。
短いトレンチはカジュアルに。
長いトレンチは、学校行事などきちんと系の洋服にもシンプルなスタイルにも1枚羽織るだけですっきり見せてくれる頼もしい1枚だ。
温度に合わせてストールを巻けば、かなり長い期間をカバーできる。
この長短2枚のトレンチコートにしてから、季節の変わり目に悩まずにすむようになった。
しかし、今年の春前に腰の不調から体調を崩し、体重も増加傾向。
アラフィフだから加齢に合わせて体型も変わる。
やはり4年前と体は違うようだ。
特に、長いトレンチの肩周りが窮屈に感じる。
サイズは合っているのだけど、たるみ始めた贅肉の存在は明らか。
春は、それでも体調不良で今だけむくみがちだから、、と思っていたけれど、夏のセール時のデパートでどさくさに紛れて高価なトレンチコートを数枚試着してみたら、何と着心地がいいことか!
4年前も試着したブランドなのに、4年前はしっくりこなかったスタイルが、4年後の今はとても心地よい。
ハイブランドのトレンチは、大人の女性の体型変化を良く理解しているな、、と思った。
夏のセール時の時にセールにならないシリーズだったから、気軽に試着してみて良かった。
いくら冷房が効いているとはいえ、その時はまだ真夏。
買うという行動には移さなかったが、寒くなった頃にもう一度試着してこようと思う。
短いトレンチは、肩周りはふんわりしているので窮屈さは感じない。
でも、実は違う形が欲しくなっている。
ロングトレンチよりは短く、今持っているものより長いもの。
雨の日やシワなども気にせず着れるような、長いトレンチとは違う新素材のトレンチ。
こちらはまだ探しに行ってないので、また街ゆくおしゃれな人を拝見しながら次のコートを選びの参考にさせて頂こうと思っている。
長短2枚のトレンチコート、時の流れと体の変化に合わせて見直して行くことも必要だとよく分かった。
ただし、ロングのトレンチは、今後長く着られるような良いものに買い換えたい。
私のワードローブ、2枚のトレンチコートは、必需品。
カジュアルでも、きちんと系でも、何でも包んでくれるトレンチコート。
ファッション苦手を補ってもらえる優秀アイテム。
1枚では淋しいし、2枚あるからイメージも変えられる(中に着ている洋服が同じでも)
お小遣いのお財布と相談しながら、新しいトレンチコートをじっくり考えよう。
考える時間はとても大切。
買っても買わなくても、今と物との関係を見直せる機会を作ることは何かをあえてしないと出来ない。
少ない私のワードローブ、少ないなりに今の自分に似合う物だけを揃えていたい。