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楽天もやめました。LINEもやめました。それでも普通に暮らせる毎日はある。

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かつて便利だと思って利用していたことを止めてみたら、実は何も困らなかったと気づくことがある。

私の場合、それは「楽天」と「LINE

多くの人が利用しているサービスは、「本当に必要な人」と「使わなくても大丈夫」な人がいる。

ネットで買物したものに本当に満足していますか?「ポイント何倍」という文字に購買意欲を刺激されていませんか?

誤解して欲しくないから先に書いておくと、「楽天」も「LINE」もとても素晴らしいサービスだ。

そのサービスを必要としていて、活用していて、満足してる人が大半だと思う。

私もかつては、この2つのサービスを利用していた。

「楽天」と「LINE」、やめた理由はまったく違う。

LINEをやめた話はこのブログでも何度か書いている。

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LINEをやめてから、今年の春で2年になるけれど、本当に何も困っていない。

この話は、2年目の時に改めて気持ちの経過と共に書いてみたいと思う。

 

今日は、「楽天をやめた」話について少し書いてみたい。

 

かつて、私は楽天をメインで利用していた。

もちろん楽天カード(クレジットカード)も持っていた。

楽天カードをメインカードとして使っていたほど便利に使っていたのだ。

でも、楽天は日用品の買物などを時々利用する程度のライトユーザー。忙しい時や近所では手に入りにくい物などを買ったりしていたが、高額商品は一度も買ったことがない。

楽天で買物をしなくても、カード利用で貯まっていく楽天ポイントが魅力的に思えて、楽天カードも作った。

しかし、その後クレジットカードの見直しをして気づいたことがある。

楽天ポイントは楽天を使う人には便利だけれど、あまり楽天を利用しない人にとっては、貯まったポイントは楽天でしか使えない限定的なメリットなのだ。

つまり、せっかく他のカード決済なのでポイントを貯めてもそのポイントは楽天で消化する必要がある。これは本当にお得なのだろうか?

ポイント10倍の文字も魅力的で頑張って貯めようとした事もあった。でも期間限定ポイントなど購入頻度が低い私には活用しづらい点も多かった。

楽天カードでせっかくポイントを貯めたのだからと、期間限定ポイントを消化するためにわざわざ買物したこともあった。

そんな事を何度か繰り返してみて、私には楽天ポイントは必要ないと分かった。

楽天カードは年会費無料だったけれど、こちらからお願いしていないにもかかわらずカード限度額が急に100万円に変更された新しいカードが届いて、なんだか怖くなった。

私は基本的に扶養範囲内で働く主婦。

今まで高額商品を買ったことがない楽天で、与信がそんなに高いはずはない。

クレジットカードを減らしたいと思っていた所だったから、楽天カードはすぐ解約した(※解約するときはフリーダイヤルではなく有料番号にかける必要があり、何十分も待たされて電話代がけっこうかかるので要注意!)

もちろん楽天カードを作らなくても楽天で買物は出来るけれど、その後1度も買物で利用することもなかったため、会員も退会した。

 

それから随分経つけれど、楽天で買物をする機会はその後も訪れていない。

Amazonに切替えた訳でもない。

Amazonは息子の書籍や夫に頼まれた物を購入場合には利用するけれど、日用品などは値段に差があっても近隣で購入するようになった。

ただし、自宅での仕事関係でネットショッピングでしか購入できない物があるため、全ての買物を自分の足ではまかなえない事も確か。

 

私は自分の足で実際にお店に行って、物を買う方が合っているようだ。

出掛けて行って買うことには、時間もお金(交通費)もかかる。

ネットで探せば実店舗より安く購入する事も可能だろう。

それでも、店舗に行くことで無駄買いを減らせていることも事実なのだ。

 

値段の安い物でも、手に取ってみてから「買う買わない」を決める。

とても無駄なことのように思われるかもしれないが、そうすることで買物に対して慎重で真剣になっていく。

 

例えば、同じ商品がネットで「送料無料」で実店舗より安くなっていたとしても、私はたぶん買わないだろう。買うとしても悩んで悩んで、どうしてもそこでしか売っていない物でない限りはすぐ購入への行動はとらない。

正確には「買えない自分」がいる。

物を減らしている生活をしていると、物は極力増やしたくなくなる。

新しく物を買うことにとても慎重になっている。

それが買換えだったとしても気持ちは同じ。

収納のための収納用品を買わない、、という事と似ているかもしれない。

 

しかしながら、どうしてもネットでしか買えないものも現実にはある。

忙しい人や、買物に行けない事情の人も沢山いる。

ネットショッピングはそういう人のためには素晴らしいサービスに出来ている。

 

でも、安易に購入可能なことで、不必要なお金を使っていることも多いのではないだろうか?

送料無料にするためにもう1品追加購入したり、「ポイント何倍」という文字に惹かれてサイトを見ているうちに急に欲しい物が出来てしまったり。

たぶん、本当に欲しい物なら1番先に探したはず。途中で見つけて買った物ほど買ってみたのに活用できない物も多いのでは?

これ↑は、全て私の失敗談でもある。

楽天に限らずネットで衝動的に買った物が活用できていない事が本当に多かった過去がある。物を捨てる作業をして、それを何度も痛感した。

捨てるときに思い出すこと、それは買った時のこと。

 

あの時、本当に必要と思っていただろうか?

誰かが使っているのをネットで見て急に欲しくなっただけではないだろうか?

 

沢山捨てて、反省すると、物を購入する姿勢はどんどん変わっていく。

買わなくなるのではなく、買うことに真剣になる

だから買ったものが失敗だったとしても、次への励みになるような気がする。

 

買物は必要、でもその買物は本当に必要??

値段の大小にかかわらず、真剣に向き合ってみると思わぬ成果もあらわれる。

 

今は楽天LINEも使っていない。

それでも、毎日の暮らしは普通に成り立っている。

 

本当は、マルシェのような青空の下で欲しい物だけを欲しい分だけ買える暮らしが憧れだ。

現実の暮らしはそれでは成り立たないけれど、一つの物を買うときの姿勢はマルシェの方が真剣かもしれない。

お財布に入っているお金で予算内で買物をする。

カードを使わず、ポイントも考えず、本当に欲しい物だけを買ってみる。

せっかく買うなら気持ちよく買いたい。

買物するときにマルシェに立つ自分を想像してみるのも一つの方法。

 

いろんな買い方、いろんな選び方。

自分に合っているかどうかは、買った物との付き合い方できっと分かるはず。

何か捨てる時にも、痛いほど分かるはず。

必要でないものを買ったお金の額と活用できずに捨てる時の罪悪感。

どちらも胸に突き刺さる。

買物するときに、その痛みを思い出す。

 
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