愛用しているバッグは、どんな大きさだろう。
大きいバッグ?
小さいバッグ?
鞄(バッグ)はその人の暮らしと、関係深い。
必要な持ち物が分かっていれば、バッグは小さくても不安にならない
持ち物もミニマムにしていくと、鞄に入れる物を厳選していく事もできる、素敵だ。
私は、バッグがとても好き。
もう、だいぶ数を減らした。
今は、好きな物を数点だけ持つようにしている。
数は増やさず買い替えをしながらバッグ選びを楽しんでいる。
私の友人に、小さいバッグしか持たない人が2人いる。
1人は子供関係で仲良くなった友人。
素敵な奥様で、上質な小さい革のバッグをいくつも使ってる。
マチは少し広めだけど、どれも形は小さい。
彼女が大きいバッグを持っているのを見たことがない。
ランチやお茶でお金を出す時には、小さいバッグから小さい革のお財布が出てくる。
上質なバッグはいつも手入れが行き届いて、柔らかそうな革の小さい財布から、丁寧にお金を出し入れする姿は、いつも見とれてしまうほどだ。
もう1人は、仕事関係で出会った友人。
彼女は、とてもおしゃれな人だ。
バッグは小さく、個性的な素材やデザインを好む。
一点物のようなバッグをいくつも持っている人。
バッグのサイズはとても小さい。
彼女のバッグはマチが細めてスリムな物が多い。
二人は全く違うタイプの友人だが、彼女達の小さいバッグにはいくつも共通点がある。
まず、必要な時はすぐ取り出せる、という事。
ガサゴソ、と探している姿は見たことがないのだ。
二人とも、ゆっくりとバッグを手に取り、テーブルか膝の上で必要な物を取り出す。
この姿は、とても優雅で美しい。
彼女達は無意識にしているのだが、言いようのない素敵な空気感が流れる。
そして、バッグの中に入っている小物類は、どこにでも売っている普通の物、だという事。
特別小さいサイズを持っている訳ではない。
彼女達の小さいバッグからいろんな物が出てくる様子は、手品のようだといつも思う。
どこにでもあるような物が、彼女達のバッグから出てくると、なぜか、特別なものであるかのように見えてしまう。
彼女達が、小さいバッグでも大丈夫なのは、
多分、、
少ない持ち物でも、不安ではない、からだと思う。
必要な物は、小さいバッグに入っている。
「必要な物」も人によって違うのだ。
自分に「必要な物」がわかれば、不安にならない。
何が必要かを理解する事は、片付けと似ている。
彼女達に会うと、私も持ち物をもっと減らせる気がする。
「必要な物」は、意外と少ないのかもしれない。