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私の「ウォークインクローゼットの使い方」は、間違っていたかもしれない!

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書類整理が一段落して、

そこから移動させようと思った本の行先に困った。

 

一晩考えて、浮かんだのは廊下収納。

この廊下収納には家に関する書類や道具が入れてある。

ただし、この段階で私の本を収納するスペースはない。

 

廊下収納を何とかしよう!

 

だがここには、ウォークインクローゼットで使っている収納ケースの引き出しパーツだけをボックス代わりに使っていて、それがスペースを無駄に取っていると気づく。

ウォークインクローゼットの片付けが先だな、、と思った。

 

先日のワードローブ整理で、私の洋服は既に片付いている。

夫は私の倍ほど洋服を持っているがスーツ類が多いので意外にきれいにウォークインクローゼットを使ってくれている(寝室には夫専用の洋箪笥もあるから片付いていて当然だが、、)

 

問題は、ウォークインクローゼットの上段。

洋服をかけるポールは2本、クロスするようなL字型。

その上段にもL字型の棚がある。

奥行きも深く、高さがかなり高い。

椅子に乗ってやっと天井に手が届くほど。

 

その場所を2階層の収納にしていた。

正面の棚は、私のバック置き場。

ここに廊下収納の引き出しを抜いた枠を置いて、2段にバックを入れていた。

手の届く1段目に今のシーズンのバック。

手が届かない2段目には、季節外のバック。

そしてL字棚の長い部分には、大きな蓋付き収納ボックスを置いて私と夫のダウンコートを収納。

そのボックスの上に、冠婚葬祭用の小物を入れた箱や、処分保留にしている雑多な物。

 

一旦、洋服類を全部リビングに移動させて陰干し。

とにかく、全体を把握して考えるしかないと思い上段に置いてあるすべての物を寝室と廊下に出した。

 

ウォークインクローゼットの下段には、旅行用のスーツケースが大2個、小1個。その他に夫のワイシャツ入れと小物入れを兼ねた一連の収納ボックスが2つ。

 

全て出してみると、本当に愕然とする。

こんなに物が入っていたかと思うと、ある意味ショックで減らしたくなるから不思議だ。

 

上段下段そして壁も、全部水拭きして掃除。

乾くまで、物を整理しながら空っぽのウォークインクローゼットを眺めてみた。

 

こんなに広くて、綺麗な作りなんだ。

設計の人はセンスがいいな、と思った。

 

限られたスペースを有効に使っている。

ふと見上げると、高い天井の灯りはダウンライト。

毎日使っている場所なのに、じっくり見る事はなかった。

 

私のウォークインクローゼットの使い方は、間違っていたかもしれない。

 

そう思ったら、片付けパワーが湧いてきた。

 

収納ボックスを抜き、私のバックは全て平置きに。

大きい衣装ケースのダウンコートも処分。

(夫に聞いたら「もう着ない」というので意外にあっさり処分決定)

 

空になった大きな衣装ケースに、普段使わない冠婚葬祭用の小物類などを入れた。

処分保留にしていた物も中身を再確認して1つの袋に入れて、棚の一番手前に置き、期限を設ける事にした。

ここからも使わない帽子などを抜いた。

 

改めて下段も配置換えして、スッキリL字収納に。

もともと扉付近には物を置いていなかったが、

扉を開けた瞬間、とても気持ち良く感じられる収納に変わった。

 

上段が1層の収納になったため、

天井までの空間が広くなり、

ダウンライトの灯りの反射で雰囲気のある空間を作り出してくれている。

 

上段に空間が沢山あると、もっと収納したくなるが、これでいいのだと思った。

 

ウォークインクローゼットの正しい使い方、私はよく分からない。

でも、上段はあまり物を置かない方が気持ちいいと分かった。

 

この場所も収納ボックスという「枠」を1つ減らしただけなのに、倍以上のスペースを生むきっかけを作ってくれた。

たったこれだけの事で、収納は劇的に変わった。

 

片付けから、1週間が経過。

今も、片付け直後と同じ状態を保てている。

 

夫もすっきり収納が気に入ったようだ。

私は、ウォークインクローゼットのライトを見上げるのが好きになった。

 

このマンションに住んで10数年。

やっと設計者の気持ちがわかった気がした。

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