12月、残りはあと10日ほどになった。
我が家も、2回に分けた床のワックスがけや、懸案だった大きなリビングボードを動かす掃除も完了!
着々と年末までに「やることリスト」の項目にチェックが増えている。
きっと多くの方が、こうやって12月に「やることリスト」と向き合っているだろう。
私は紙ではなく、スマホのリマインダーに入れてある。
終ったら表示が消える。
残った物はまだあるけれど、それでも減ると気分はいい。
ところが、昨年はリストがあまり減らせなかった。
今まで書いてきたように、昨年の私の暮らしは混沌としていた。
時間がないと言うより、気持ちを向けるパワーが弱っていた。
昨年はリビングボードにも手は付けたものの、中身を全て出して厳選するまではいかなかった。
作り出せる時間はあったはずなのに、手を付けられない事が多かったことにはちゃんと理由があった。
その理由が明確になって、解決に導けたことで、今年の年末は昨年とは違う。
やることリストに素直に向かえているし、先手仕事もできている。
去年残ってしまった「やることリスト」が、実は今の自分に役に立っている事が分かった。
年末までの「やることリスト」は終わらなくても役に立つ。コンプリートするだけが目的ではない
やる事リストは、それぞれが「年末までに本当にやっておきたい」と思う事をピックアップすると思う。
必ず「12月末」という期限がある。
真剣に考えて出来たリストは、実はとても貴重な内容なのだ。
全て完了できたら、素晴らしいけれど、
残った項目の中に、その人の抱える問題やポイントが明記されている。
私が昨年残してしまったリビングボード問題は、今年「ブランド食器を売って減らす」という行動へ繋がり、中の食器と真剣に向き合う多くの時間を生み出した。
今月、掃除の時に、そんな場所をあちこちで見つけた。
先週は、廊下収納から久しぶりに薬を出そうとして、すっきり整然と片付いている薬箱に自分で感動した。
久しぶりに開けたそのボックスには、必要な物が取出しやすいように、きれいに並んでいた。
自分でやっておいた事なのに、とても幸せな気持ちになった。
10月に自分で整えた事が、せわしい12月になって、自分に喜びを与えてくれるなんて、その時は思わなかった。
だから、
どうか、今年中に「年末までにやることリスト」の項目が沢山残ってしまっても、ガッカリしないで。
そのリストは、あなたが本当に片付けたい事のリストだから。
来年のいつか、手を付けられなかったそのことに向き合うチャンスはきっと来る。
片付けられなくても、一度じっくり向き合ってみる。
それが大切なのだ。
解決に至らなくても、向き合う事で今より1歩先に進める。
「年末までにやること」は、
たぶん「ずっとやり残してしまっていること」
それは「放置したくないこと」なのだ。
どうでもいい事は、期限が限られているときにやろうとは思わないから。
今からでも遅くない。
「年末までにやりたい事リスト」を作ってみませんか?
結果として1つも終わらなかったとしても、
「リスト」を作る作業に着手したこと自体が、
自分が前に進んでいる事の証し。
それは、私がこの半年やってきた事ばかり。
混沌とした日々は、半年後には変化の時を迎えているかもしれない。
そのタイミングに気付く事、それが本当は一番難しいこと。
いつも心に正直に向き合う。
解決策は、たったそれだけ。