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滞っても諦めないで。片付けのK点越えは、何度かに分けてやってくる。

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片付け、大掃除。

去年考えていたことは、希望通りに進んだだろうか?

当初の予定は完了しても、かえって別の課題を見つけてしまった人も多いのではないだろうか?

私も、そんな1人だ。

去年、多くの物を我が家から抜き出した。

去年の今頃より、
いや、2年前の今頃より我が家にある物の量は格段に減っているはず。

それでも、まだ物が多いと感じる。

やるべきことも、まだまだある。

片付けに真剣に取り組んでいくと、必ずK点越えの時がくる。

K点は、そもそもスキージャンプ競技で使われるジャンプ台の建築基準点(ドイツ語の建築基準点の頭文字のK)

本来は、そこを超えると危険であるというラインであった。

現在は、ジャンプや着地技術の進歩でK点越えは良くあること。

危険ラインというよりもビックジャンプを観客も認識できる意味合いに変化した、あのK点。

片付けにも、K点越えはある。

「今までの片付け」の先に「これからの片付け」がある。片付けのK点越えを体験してみませんか?

それまでの片付け基準を超える瞬間だ。

ジャンプ競技の様に、みんなが同じ斜面から飛ぶ訳ではない。

高さや飛距離も違う。

片付けのK点は、それまでの自分が目指す大きな目標。

その時点では、ちょっとやそっとじゃ超えられない理想の終着点と思える境目。

続けていくうちに、それを大きく越える時が来は必ずやって来る。

しかし、

自分でジャンプ台まで登り、滑走をスタートして、飛び立たなければ、飛躍はない。

勇気を持って、意思を持って進むのみ。

そうして初めてビックジャンプを成し遂げた後は、今までのK点がK点ではなくなる。

K点越えは1度では終わらない。

それがスキージャンプと違うところ。

自分自信が頑張る限り、

目的を持って続ける限り、

何度でも片付けのK点越えはやってくる。

今、もし片付けに疲れてしまい、足踏みしたり諦めかけたりしているのなら、継続する事が解決の道になることを再確認してほしい。

なぜ片付けたいのか?

必ず理由はあるはずだ。

片付けは、生活自体を変えてくれる。

家族の暮らしも自分の人生にも大きく影響する。

どうか諦めず、K点を見てほしい。

今は遠くに見えるK点は、見えるなら超えられるのだ。

ガランと何もない部屋が何かをもたらしてくれるのではなく、そう暮らせる様に努力し、維持し続けていることに意味がある。

越えられないと最初思っていた高さも、片付けを続けていると、いつしかすんなり越えられる時がくる。

そしてまたそこからさらなる片付けジャンプの準備がスタートする。

試してみる価値はある。

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