昨日は、連休から続いている片付け5日目。
ついに、ずっと懸案だった和室押入れに挑んだ。
息子のクローゼットから始まった今回の集中片付けDAYS。
いきなり押入れに手を付けず、押入れは最後にして良かった、と本気で思った。
なぜなら、押入れ片付けは、6時間かかったから。
午前10時から始めて、お昼休憩を挟み、終わったのは夕方5時半ごろ。
ひたすら一人で無言無音で集中作業。
本日、全身筋肉痛なり(涙)
でも、でも、終わった、頑張った。
こういう時こそ、「自分で自分を褒めてあげたい」と思えるものだ。
我が家の和室押入れは、襖3枚分+天袋襖3枚分。
マンションタイプなので奥行きは少し浅め。
和室は寝室としては使っていないから、押入れは全てが収納。
まずは上段の来客用・季節外布団類をベランダに干して、それ以外の物を和室とリビングに全部出した。
ずっと頭の中では考えていたけれど、実際に荷物を出して広げて見ると、その多さに唖然とする。
この時点で、先の果てしなさをジワジワ感じる。
全部出した上段を、全て水拭き。
水拭きが乾く間に、物の選別と、配置を考える。
減らせる物、不要な物、その位置で使い易いように。
布団以外の物、拭けるものは拭いて配置し直していく。
ウォークインクローゼットと廊下収納でも出てきた収納ケースの仲間がここにも4つ。
思い切って、3つを抜いてみた。
防災用品も中身を再点検し、いざという時にすぐ使える配置に。
とにかく上段手前は日々使うものだけに。
ぎっちり詰めないスカスカ収納。
とっても気持ちいい!
見やすい、使い易い!
この時点で2時間以上経過。
俄然やる気が出てきて、
下段も全て出して、衣装ケースは引出し1つずつ全てきれいに拭いて、季節外の衣服も畳みなおした。
天袋は椅子に上っても、私の背丈では奥も見渡せない。
ここの掃除は夫に頼むことにして、クリスマス用品などを半分に減らして箱も小さい物に変えた。
ビックリしたのは、自分では処分したと思っていた物が天袋にいくつも入っていた事。
息子の小さい時のサイズ違いの革靴や礼服、私が作った過去の趣味作品など、、
子供用革靴2足は、10年以上経過しているので処分。
礼服類は、学校で時々通知がくる子供服の寄附用に分けて。
私の趣味の作品3つ、もう役割はとっくに終わっている。
こんな感じで、自分が出来る範囲は全て掃除して、荷物を減らした。
あとは、夫と相談しなければ処分できない物がまだ多数。
押入れには夫が大事にしているストック用品もあるし。
そんなストック好きの夫の反応が一番心配だった。
玄関には、昨日出したのに、また増えたごみ袋。
リビングには、粗大ごみ待ちの収納ケース4個が積み上げられている。
夫には、朝出勤前に「本日は和室片付けます宣言」をしておいた。
だから、帰宅してもさほど驚かず、部屋に入る前にゴミをゴミ置き場に
持って行ってくれた。
でも、押入れを見て正直、けっこう驚いたようだ。
「何をそんなに捨てたの?」
と聞かれた。
大物を捨てたのではなく、収納ケースなどの「枠」を捨てた、と答えた。
それから、ストック好きの夫に釘を差すために、
「空いた空間は私のこころのゆとりだから、しばらくこのままにさせてね」と笑顔で言っておいた。
片付けを頑張っても、夕食が手抜きではダメだから、夕食もきちんと作った。
メニューは、
夫の好きな手羽先の煮込みと、秋野菜のてんぷら。
「おつかれさん」
と言ってくれた、ビールもついでもらった。
この5日間、私は無心で片付けた。
家族に片付けは強要しなかった。
自分がいつどうなるか先の事は分からないから、
片付けた時期が分かるように新聞を敷いておいたよ、とだけ夫と息子に伝えておいた。
夫は月曜に、自分のコートやポロシャツを抜いていた。
息子は、冷蔵庫が使い易くなったと言っていた。
今はそれだけでいい。
少しの変化が分かってくれたら、気づいてくれているだけでいい。
本当に、私の年代はいつ何が起こるか分からない。
来年の今がいつもと同じだとは限らない。
片付けて、敷いた新聞は、私が元気だった証し。
次にそれを見つけるのは自分であってほしい。
昨日で新聞は全部無くなってしまった。
私の5日間の集中片付けも終わった。
全身筋肉痛は数日続きそうだ。