冬の足元の大切なアイテムは「ブーツ」
ロング、ショート、形やデザインも流行で変わっていく。
でも、ベーシックな色や形のロングブーツは地味だけれど流行廃りない。
毎年必ず売っているし、良い物を買えば何年も履く事ができる。
私はアラフィフ世代だが、30代後半からは流行は追わずにベーシックなブーツ一筋。
ずっと黒と茶の革ブーツを2足を持つようにしていた。
何年かおきにどちらかを買い替えるような感じで、すっと同じベーシックな革のロングブーツ。
でも夏の終わりの片付けで、黒のブーツは処分した。
今年の冬は残っている茶色のブーツ1足だけになった。
この茶色のブーツは、とても履き心地がいい。
1日履いていても疲れないし、沢山歩き回っても平気だ。
デザインも気に入っている。
そして、私の持っている冬アイテム全てに合う。
でも、昨年秋にブーツを箱から出してみたら、ちょっと「くたびれ感」が強くなっていた。
かかとは何度も修理に出しているけれど、つま先やサイドの擦り傷などが使用感を否めない。
何年も履いているし、その時は買い替えようと思った。
冬になる前に、ブーツをいろいろ探した。
デパートも靴屋さんも機会があれば立ち寄ってみたが、希望のブーツは見つけられなかった。
改めて、捨てようと思っていた自分のブーツを見て、やっぱりこれが好きだと感じた。
それで、靴の修理専門店でブーツのクリーニングを初めて頼んでみることに。
ただし、やはり値段は高い。
その時は割引サービス期間中だったが、クリーニング代は「1万2千円」
ちょっと勇気がいった。
なぜなら、私のブーツはセールで2万円以下で買ったものだから。
古くなった高価でないブーツに、本当に1万円以上をかける意味があるだろうか?などとも考えたりした。
1週間ほどで、ブーツのクリーニングは終わり、引き取りで確認に出された自分のブーツをみてビックリ!
まるで、新品のようになっていた。
店頭の実例写真は嘘ではなかった。
ただ洗うだけではなく、全体の色補正もしてくれる。
そして一番びっくりしたのは、ブーツの中が美しく生まれ変わっていた事。
中敷きも取替えてくれたそうだ。
専門店なら革のブーツも生まれ変わる事を見せつけられた瞬間だった。
おかげで、お気に入りのブーツは、益々お気に入りになった。
昨年の冬は、ブーツを履くたび気持ち良かった。
年末の友人達とのランチ会でその話をしたら、「その気持ち分かる!」と言われた。
自分に合った履きやすいブーツを探す事は、意外と大変なのだ。
その時はブーツを談義で盛り上がった。
みんなもいろんな失敗をしながらブーツ選びをしていたのだ。
そんな私の茶色のブーツは、今年も準備OK。
一応、もう一度クリームで磨いて、消臭スプレーもしておこう。
ブーツの出番は突然やってくる。
みなさん、今年のブーツの準備はできていますか?
少し早目にチェックしておくと、気持ち良く冬が迎えられますよ。