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年賀状は13枚だけ書きました。数年かけて5分の1以下に減らして分かったこと。

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昨日、年賀状を書いた。

ゆっくり、ゆっくり、丁寧に。

宛名も文面も万年筆。

書いたのは、13枚だけ。

 

以前、年賀状を減らしたことのお話をした。

年賀状を減らして分かった本当の気持ち。人間関係の弱点を片付ける。
誰にでも「弱点」がある。 気づいている弱点、気づいていない弱点。 自分の弱点は、気づかぬフリをしてしまう事がある。そして些細な事でその弱点を痛感することになる。 私は年賀状を減らせない人だった。 自分の分だけで毎年70枚以上を出していた。 ...

 

数年前の私は、自分の分だけで70枚以上の年賀状を書いていた。

減らした理由と工程は、過去記事を読んで頂けたら分かると思う。

 

昨年末は24枚まで減らし、年始に頂いた年賀状には返信しなかった。

 

昨日は、実際に書く前に、

「来年出す」「来年出さない」とメモをゴムでくくった今年の年賀状を見返してみた。

「来年出す」には20枚。

 

4枚は減らせたけれど、もっと減らす事にした。

最終的に13枚。

枚数がちょっと縁起悪いけれど、それは目をつぶる。

 

さて、

実際書き始めてみると、新たな気持ちが芽生えてきた。

 

「お元気ですか?」

その文章の次に、さらっと文章が書けない人が何枚も出てきた。

本当にご無沙汰すぎる人と、今年会えた人の両方。

 

ご無沙汰しすぎている人も以前は親しい関係で、年賀状を減らす時に「最後までにもう一度会いたい人」のふるいにかかった人達だ。

でも、

もし機会を作って再会が実現したとしても、話したい事が思い浮かばない。

思い出話だけで、話は尽きてしまうかもしれない。

 

それに、わざわざ会おうと自分が行動を起こすかどうか?と考えてみたら、

答えは「NO」

今の気持ちに正直になろうと思った。

 

更に、今年会えた人とは、たぶん来年も会うだろうし、メールですぐ連絡が付く。

今回はもう書いてしまったけれど、来年会えた友人には年賀状を遠慮させていただく事にしたと話す事にする。

 

そうして、いろんな事を考えながら13枚の年賀状を書いた。

数年前まで70枚以上を平気に書いていたのに(もちろん宛名は印刷だったが)

今回は13枚を書くのに、意外に疲れた。

年始に頂く年賀状は13枚以上はきっとあるだろう。

有難く頂戴するが、お返事はしない。

失礼になるかもしれないが、来年以降のために、そうする。

もう年賀状に、時間と気持ちを使いたくないから。

 

来年末に書く年賀状は10枚以下に減らせるだろう。

いや、もしかしたら、出さないかもしれない。

 

気持ちは1年で変化する。

その時の自分の気持ちに正直に従うことにする。

 

年賀状、たぶん私にはもう必要ない。

相手の事が、気にならなくなったということだろうか。

相手にどう思われても、平気になったからだろうか。

私の弱点は、いつのまにか克服できているようだ。

 

人はいつからでも変われる。

全ては、自分の気持ちと行動次第。

年賀状は、そういう事を教えてくれた。

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