夏の終わり、今朝はどんな洋服を選んで着ただろうか?
クローゼットに並んだアイテムから選んだものは、きっとこの夏、着心地が良かったものだと思う。
梅雨の前から夏コーデに切り替わり、天気や気温に左右されながら数ヶ月を過ごしてきたアイテムたち。
夏セールでいろいろ買ったのに、結局あまり着ずに終わったアイテムは避けて、着心地のよいコーデを選んだなら、きちんと自分で選択できている証拠だ。
私はファッション苦手なアラフィフのため、この夏の終わりの時期に、街ゆく人の中に「おしゃれコーデ」の人を見つけることが楽しみだ。
毎年自分の夏コーデは単調。
単調だけれど、「これは是非取り入れてみたい!」と思わせてくれる「おしゃれコーデ」の方を人混みの中に見つけると、失礼だと思いながら、じっくりじっくり観察する。
流行を追った若い人向けのファッションは私には向かないけれど、年齢問わず「おしゃれコーデ」をしている人は必ずヒントを残してくれる。
それは、バックと靴のバランスや、アクセサリーと夏服とのバランスなど。
秋冬のコーデと違い、夏の洋服は生地が薄く軽い雰囲気の物が多い。
たとえ単調なコーデしかできなくても、小物使いで印象がガラリと変わることがある。
「街ゆくおしゃれコーデ」の方々が、夏の終わりのこの時期にしているコーデこそ、ファッション苦手な私にとっては最高のお手本となる。
夏をずっと過ごしてきて、この夏の終わりの今こそが「おしゃれコーデ」の方々のおすすめアイテムではないかと思うからだ。
おしゃれな方々にとっては何でもないことでも、ファッション苦手な人にとってはそれが沢山のヒント。
本当にありがたいことなのだ。
通勤電車、信号待ち、エレベーターの中、カフェの窓越し。
いろんな所で発見できる「街ゆくおしゃれコーデ」さん達。
昨日も素敵な大人のおしゃれコーデの方を発見した。
じっくり見させて頂いて、参考になることが多かった。
無礼にならないように直視はしなかったけれど、名前も知らないその方に昨日会えてよかった。
通りすがり、本当に数秒。
たったそれだけのことが、意識を切り替えてくれる。
夏の終わり、街ゆくおしゃれさん達を今日も探してみる。
ヒントを頂いた時は、心の中で、そっと「ありがとうございます」と感謝する。
今日のおしゃれさんはあなたかも??
じろじろ見ていたらごめんなさい。
でも、おしゃれなあなたは、誰かの役に立っています。
本当です。