体重が10kg減ってから、今年の春で1年が経過した。
50代になってから、まさか急に体重がこんなに減るとは思っていなかった。
予想していないことは、意外に起こるものだと身に染みた。
昨年の春まだ肌寒い頃に10kg減った状態になり、そのまま夏・秋・冬といつの間にか1年経った。
この1年、本当に困ったのが「洋服の問題」
私の場合、短期間で一気に体重が10kg落ちてしまったこともあり今まで着ていた洋服が全て合わなくなってしまった。
家にいただけの時期は何とかなった。でも職場に復帰することになって本当に困ってしまった。
着る洋服、体のサイズに合う洋服が1枚もない!
10kgの差を痛いほど感じた時だった。
しかたなく、春から夏は「その場しのぎのワードローブ」
安めのワンピースなど体重が多少戻っても問題ない形のものを数枚購入して急場を凌いだ。
夏になり、友人と会う機会が数回できたためレストランのランチなどでも使えるきれい系のサマーニットとパンツなどを数点購入。
春に買ったワンピースも使いつつ、夏に買ったニットやパンツなどで「無理やり何とかしたワードローブ」だった。
秋になっても、体重も体型も元には戻らなかった。
暮らしはほぼ通常通りに戻ったけれど、体重は増えなかった。
そして、秋から冬になる頃に「心を決めて」ワードローブを見直すことにした。
「その場しのぎのワードローブ」はやめたいと思った。
今の体型に合った洋服を、自分らしい服装とスタイルで暮らしたいと強く思ったから。
そして、体重が10kg減ってから1年が経過した今年の春。その思いはもっと強くなった。
もうすぐ本格的な春になる。
1年前の春のワードローブは、もう今年の私には似合わない。
体重も暮らしも急変して不安でしかたなかった1年前とはもう違う。
だから、春のワードローブは1からやり直したい。
来年の春がもっと心地よく暮らせるように、すっかり錆び付いて曇っていた目をしっかり開けて「選ぶこと」を楽しみたい。
買う買わないは別問題。
「選ぶこと」、まさに1から始めるワードローブ。
私の50代は予想外のことばかり。