昨日は用事で、朝から電車に乗った。
いつも通勤で乗る時間帯だから、時刻表は頭に入っている。
駅に着いて、ふと足が止まった。
急行の反対側に各駅停車の電車が停車していた。
席は空いている。
みんな急行に乗りたがる。
私も通勤の日は、各駅停車に乗り換えれば空いているのは分かっていても、いつも混み合う急行を選んでしまう。
目的地までの到着時刻は数分しか、変わらない。
分かっているが、急行に乗ってしまう心理。
ご理解頂けるだろうか?
昨日は時間を急いでなかったので、
久しぶりに朝の各駅停車に乗ってみた。
座ってゆっくり目を閉じる。
15分ぐらいの時間でも目の休憩になる。
片付けを急いでも結果は大きく変るわけではない。一気に終わらせてやめてしまうより、のんびりゆっくりでも継続性が1番大事なこと
急いだり焦っても、結果はあまり変わらない。
「片付け」も同じかもしれない、と思った。
のんびりでも、ゆっくりでも、
マイペースで続けていけば、結果に辿り着くことは出来る。
「片付け疲れ」を感じている人は、
選んだ方法だけでなく、
そのスピードが自分に合っていない場合もあるかもしれない。
今の自分は、目の不調でいろんな事にスピードを出せない事が、もどかしい。
例え、そんな状況下にあっても、
「片付け」はマイペースで進めていける事を実感中だ。
急行や特急の「片付け」は、長時間続けていくにはパワーがいる。
並大抵ではないパワーだ。
反対に、
各駅停車の片付けは、
一見もどかしいけれど、自分の体調やペースに合わせて調整していける。
アラフィフ世代は、いろんな事情を抱えている。
だから臨機応変な方法がいい。
そんな各駅停車の片付けを、これからしていけばいいんだ。
ゆっくり走る電車に座って、そんな事を感じた1日だった。
もし、片付けに疲れていたなら、
自分に合った方法であったか?
自分に合ったスピードであったか?
立ち止まって、少しの時間、考えてみる。
いつもの急行や特急に乗らず、
途中で各駅停車に乗り換えたっていい。
目的地は、同じ。
ほんの少し、辿り着く時間が違うだけ。
それは長い人生の誤差の範囲内。
そう割り切れれば、前進だ。