5月はGW前から少し慌ただしく過ごしてしまった。
GW中も学校役員、息子部活、仕事、あれこれ。
家族が誰かしら家にいるし、自分の時間が思うように作れない。
体調は悪くなかったのに、イライラの日々。
GWが終わってからイライラ爆発して、家族にも迷惑をかけた。
その2週間は、とにかく料理をすること自体に嫌気が差した。
好きな家事が億劫になった時に感じるイライラ、疲れが溜まっているサインに気づいていますか?
料理をしても、後片付けが待っている。
外食をしないので(息子部活忙しく外食に出たがらない)、大人3人分の料理が付きまとう毎日。
お弁当作りはさらに、イライラ。
夫と息子のお弁当は、普通の料理1回分と同じ作業だ。
鍋フライパンの片付けだって夕食と大して変わらない。
イライラして滞った頭ではメニューも浮かばない。
とにかく、肉を焼き、肉を揚げ、肉を仕込む、、そんなメニュー。
冷凍品や買った惣菜を嫌がるから、何とかするしかない。
まあ、その方が体にはいいと思うのだが、作り手が疲れている時にお弁当作りはダブルパンチ。
そう、そんな状態が5月中旬まで続いた、、。
しかし、神様はちゃんといる!
高校生には「中間テスト」というものがあるのだ。
この1週間は、お弁当が不要!
息子がお弁当を持って行かない日は、夫の分のお弁当も不要!
お弁当で1食メニューを考えなくていいから、夜のメニューだけ意識すればいい。
なんて、パラダイスなのだろう!!
単純な私は、その日から元気に料理できるようになった。
料理に対する「面倒」と思う気持ちが一気に消えた。
それどころか、試してみたい簡単デザートをいくつも作ってみた。
ワンボールで出来るケーキも3回作った。
ピリピリしていた食卓の雰囲気も変わった。
周りは何も変わっていない、私の気持ちが上向いただけ。
イライラして、面倒に思えていた事が何でもない事に思える。
私のフラストレーションは「料理イライラ」で数値が計りやすそうだ。
たった1週間でもお弁当を作らない期間は、体も気持ちも休める。
実際に、朝は1時間多く眠れる。
朝の慌ただしさをやり過ごす余裕が生まれる。
ほんの少しの気持ちの余裕が、家全体に波及する。
逆に、ほんの少しの余裕がもてないと、家のすべてに悪循環を作ってしまう。
中高生のお母さんは、みんなそんな気持ちになるのだろうか?
とにもかくにも、「中間テストよ、ありがとう」なのである。
気持ちも少し落ち着いて、またお弁当作りはスタートしている。
おかずの内容は特別変わらないけれど、元気に食べてもらえたらそれでいい。
さあ、また忙しい1週間の始まりだ。
「料理イライラ」を感じたら、まずは深呼吸をしてみようか。
悪化しないうちに、対処する術(すべ)を身に付けなければ。
イライラ数値がアップし始めたら、ちょっと一呼吸。
心と体の休息時間を意識して作ろう。
意識するだけでも、きっと違うはず。
お母さんは休めない、でも休みます。
たまには、いいのです。