先日のキッチン掃除1回目で、沢山捨てた保存用の瓶。
片付けながら、私のキッチンでの保存&収納用品の変遷をいろいろ思い返した。
お料理が好きな私は、それを口実に、今まで多くの保存&収納用品を購入してきた。
結婚当初は、まだ便利なネット検索はなかったから、デパートのキッチン用品売り場や通販カタログなどで情報収集し、大概は実物を見て買った。
子供が生まれた後は、世の中にネット検索が浸透し始めていたから、欲しい物を探しては使っている人の感想を見て、次に購入するものを探すのが好きだった。
キッチンだけに、限定しても、本当にたくさんのお金を使ってきた。
今、その残りはわずかしか残っていない。
3年前の大きな片付け作業で、ほとんど処分してしまった。
私には、そんなに「保存しなければならない物が無い」と思えたからだ。
それまでは、食材も、食品も、調味料類も小分けにしたり、容器を統一してラベルを貼り、並べて棚に収納して使っていた。
ストックは苦手だけれど、ある程度食材はキープしておく必要がある。
素敵なキッチン収納をしている方をネットで見つけては、すぐ真似してみたくて、同じものも買ったりしてみた。
でも、じっくりキッチンの収納や保存について、自分が向き合ってみると、それが必ずしも便利で料理を早くしてくれる訳ではないことに気付いた。
キッチンは、家庭によって違う。
作る料理や量も、人によって違う。
例えば、先日の使わなくなったスパイス瓶では、、、
スパイスは香りが強いので、臭い移りがするプラスチックより瓶がいいと思って同じ種類の瓶を揃えた。
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揃えて、並べたらとてもおしゃれで気に入った。
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しかし、実際料理の段階で使ってみると、とても使いにくかった。
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スパイスの種類で、使用量も頻度も違う。
瓶を揃えたことで少量しか保存する必要のない物にも固定のスペースが必要になってしまった。
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そのスペースを確保するほど、私のスパイス使用頻度は高くなかった。
私はすべてのキッチン用品を収納して使っているため、その瓶も収納する場所が新たに必要になってしまった事が、大きかった。
そんな流れがあって、せっかく買った瓶10個は必要なくなってしまったのだ。
この瓶だけではない。
プラスチックの収納容器はもちろん、液体用のボトル、重ねて収納できる保存容器、、、、など、買って使ってみたが、使い続けられないものが多かった。
次の【夏のキッチン掃除】第2弾は、その扉付きの収納だ。
扉は全部で9個ある。
こちらも、もっとスッキリさせたい。
以前は手の届かない吊戸棚上段にはビッチリ保存容器を入れていたが、今はない。
でも、まだ上段が空ではない。
もう少し年を取ったら、きっとその上段には手が届かなくなるだろう。
踏み台を使ってまで、保存しておきたいと思える物がその時あるだろうか?
次のキッチン掃除の時までに、何度も扉を開けて、策を練ろうと思う。
夏のキッチン掃除は、段取りが大切だ。
その日まで、毎日何度も扉を開けて、自分に問いかける。
キッチンで、今後も使い続けていきたい物はなんだろう?